2016.5.15

『切り裂きジャックの告白』【おすすめミステリー小説】

こんにちは、編集・川端です。連休中のおすすめ本紹介には、思いがけずたくさんの反響をいただき、感激していました。ミモレの読者の人は、きっとかつての文学少女(今も!)の方が多いんだろうなーと思っていたんですよね♡もっとお話ししたーい!

さてさてGW後半、私は弟夫妻の住むロンドンに遊びに行ってきました。

さすがに脚立は置いていったのですが、イギリスのベンチは(トイレも!)微妙に膝下が長くてですね。足がブラブラして読書に集中できない(汗)やっぱり脚立持って来れば良かったです。

旅先には旅先にふさわしい本をと、いつもかなり悩んで選んで持っていきます。

イギリスといえば、ミステリーの母国! シャーロックポワロボンドもいるけれど、今回ご紹介するのはロンドンの連続殺人鬼「切り裂きジャック」です。

持ってきたのは中山七里さんの『切り裂きジャックの告白』

『切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人 』¥640(中山七里・角川文庫)

「このミス」で賞をとったり、沢村一樹主演でドラマ化もされたので読んだ方もいるかもしれませんね。

内臓を全て抜き取られた女性の遺体が見つかるというショッキングなオープニングから始まり、「ジャック」を名乗る犯人から次の犯行声明が届き、主人公の犬養隼人刑事が捜査に奔走するも、2人目、3人目と犠牲者が出て……と息つく間もありません。キリのいいとこでやめようと思っても切るとこなーい!

勘のいい読者の方は、かなり早い段階で「こいつアヤシイな」と気づくかと思うのですが、ラスト怒涛の大ドンデン返しに必ず驚かされるはず!(私、実は二回目だったのに、あれそういうことぉ⁉︎てまんまと……)

テーマは臓器移植。臓器提供を受ける側と提供する側、そして医師、それぞれの家族の想いなどが事件の重要な鍵に。医療ミステリー好きとしては、医療界の内部事情も読み応えありです。

同じく犬養隼人刑事シリーズの『七色の毒』です。こちらは短編集。グロテスクな表現はなく、どちらかというと人情モノです。ちょびちょび読めて、読後すっきり。

そして今年、犬養刑事シリーズの第3弾の単行本が発売になりました。 

『ハーメルンの誘拐魔』これから読みます。今回は子宮頸がんのワクチンが事件の重要なテーマのようで、1作目に近い医療ミステリーの要素がありそうです。楽しみです!

今日からしばらく、イギリス旅行中に読んだ本を含めて、おすすめのミステリー本をご紹介していこうと思っています。皆さんのおすすめや感想も是非教えてください☆