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2016.7.16

蒸し暑い夜は、ハーブたっぷりのベトナム料理

お仕事帰りに同僚と。大切な家族や友人と。
心からおつかれさまと伝えたい日のレストランを厳選してご紹介します。

フォーだけじゃない、多彩な味を楽しめるのがベトナム料理。暑くて食欲が落ちてくるこの季節、無性に食べたくなりますね。センスのいいカフェ、本格派が味わえる屋台風、今夜はどっちのお店へ?


ホーチミンの定食屋風。ベトナム版おかあさんの味
バタフライ カフェ(代々木上原)

ジャスミンライスにスープにと、鶏を余さず使ったコム・ガー¥1100。

「家族や友人に作ってきた料理を、飾らず、気取らず、出したいなぁと思って」と、ベトナム料理を学んできた樋口えり子さんが4月に開いたカフェ。目指すは、ベトナム版おかあさんの味。米粉の春巻きは「作りたてがおいしいから」と、オーダーが入ってから米粉を水で溶いて作る。コム・ガー(ベトナム風チキンライス)は、野菜たっぷりの副菜から、生姜が効いた食欲をそそるたれまで、すべてていねいに作られていて、満足度が高い。とはいえ、これで終わりじゃもったいない。そう、この時期はチェー。ベトナム流におかわり氷がつくチェーで涼をとれば、大満足の夏ごはんです。

米粉の生春巻き¥400。
まぜまぜフルーツのチェー¥700。ベトナムコーヒーなど飲み物とのセットで¥1000。龍眼、アボカドなどの南国フルーツとコンデンスミルク、ココナッツ、ナタデココを、氷とシャカシャカ混ぜて。アボカドとコンデンスミルクがひとつになると、不思議なほどおいしい。おやつはプリンなど9種ほど。
樋口さんは元ニットデザイナー。 それだけに内装のセンスもいい。 東南アジアをイメージした特注の蝶のランプや、扉の取っ手も印象的。 

【バタフライ カフェ】
東京都渋谷区西原3-21-3 SINISIビル1F tel. 03-6804-9254 営業時間:月・木・金18:00~23:00、土・日・祝12:00~15:30、18:00~23:00 休日:火・水 カウンター4席、テーブル9席 ランチ¥1100、ベトナムビール¥500~、ベトナムコーヒー¥550(すべて税込)

 

名シェフが開いた4坪の店で、未知のベトナムフードに出合う
ベトナム料理★Bistrot オーセンティック(浅草)

ブン・ボー・フェ(牛肉の激辛汁めん)¥ 980、大¥1080。日本では平たい麺、フォーが 有名だが、これは丸い麺ブンを使用。だしももちろん牛で取る。

かつてベトナムレストラン『CYCLO』で料理長を務め、ベトナム料理ブームを起こした中塚雅之さんとユニットを組む森泉麻美子さんが、レトロな地下商店街の一角で、4坪という屋台さながらの小さなレストランを始め、現在では諸事情から、浅草と松戸の2店を交互に営業している。日本で知られているのは、家庭料理がほとんど。が、中国やフランスの影響を色濃く受けているかの地の料理は、実はもっと多彩で、奥深い。その魅力を知ってほしいというのが、2人がこの店を開いた理由だ。たとえば、現地では朝食にも食べるというステーキがそのひとつ。シーズニングソースで下味をつけた牛肉を、たっぷりのフレッシュハーブと一緒に楽しむ。がっちり食べてヘルシーもまた、ベトナム料理だ。

特製揚げ春巻き1本¥400(写真は2人前)。ベトナムビール333¥600。豚肉、木くらげなどに加え、 海老や蟹肉も入った本場風。
角切り牛肉のステーキ ベトナム流たっぷり野菜添え¥1550。野菜やハーブと楽しむ、いわばサイコロステーキだが、牛肉の下味やベトナムのハ ーブが特徴的。ラウ・オム、ラウ・ラムなど、ベトナム料理に使われる特徴的なハーブ類は、岐阜の農家などから仕入れている。
東京メトロ銀座線浅草駅に直結のレトロな商店街の中にある。扇風機が回る小さな店内で、客がひしめ き合う様子や、外の小さなテラスが、現地っぽい!?

【ベトナム料理★Bistrot オーセンティック】
東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街36号 tel. 03-6802-8545 営業時間:12:00~15:00(ランチは不定営業)、18:00~22:30 浅草店営業日:火・木・金 カウンター7席、テーブル6席(テラス) ランチはフォーセット¥950など。ディナーはアラカルトのほか、おまかせでコースもあり。ベトナムワイン(グラス)¥650 ※営業日はHP等で要確認

撮影/平野 茂 文/齋藤優子 構成/藤本容子
※女性誌「FRaU」に2011年に掲載された記事を再構成しました。