お仕事帰りに同僚と。大切な家族や友人と。
心からおつかれさまと伝えたい日のレストランを厳選してご紹介します。
フォーだけじゃない、多彩な味を楽しめるのがベトナム料理。暑くて食欲が落ちてくるこの季節、無性に食べたくなりますね。センスのいいカフェ、本格派が味わえる屋台風、今夜はどっちのお店へ?
ホーチミンの定食屋風。ベトナム版おかあさんの味
バタフライ カフェ(代々木上原)
「家族や友人に作ってきた料理を、飾らず、気取らず、出したいなぁと思って」と、ベトナム料理を学んできた樋口えり子さんが4月に開いたカフェ。目指すは、ベトナム版おかあさんの味。米粉の春巻きは「作りたてがおいしいから」と、オーダーが入ってから米粉を水で溶いて作る。コム・ガー(ベトナム風チキンライス)は、野菜たっぷりの副菜から、生姜が効いた食欲をそそるたれまで、すべてていねいに作られていて、満足度が高い。とはいえ、これで終わりじゃもったいない。そう、この時期はチェー。ベトナム流におかわり氷がつくチェーで涼をとれば、大満足の夏ごはんです。
【バタフライ カフェ】
東京都渋谷区西原3-21-3 SINISIビル1F tel. 03-6804-9254 営業時間:月・木・金18:00~23:00、土・日・祝12:00~15:30、18:00~23:00 休日:火・水 カウンター4席、テーブル9席 ランチ¥1100、ベトナムビール¥500~、ベトナムコーヒー¥550(すべて税込)
名シェフが開いた4坪の店で、未知のベトナムフードに出合う
ベトナム料理★Bistrot オーセンティック(浅草)
かつてベトナムレストラン『CYCLO』で料理長を務め、ベトナム料理ブームを起こした中塚雅之さんとユニットを組む森泉麻美子さんが、レトロな地下商店街の一角で、4坪という屋台さながらの小さなレストランを始め、現在では諸事情から、浅草と松戸の2店を交互に営業している。日本で知られているのは、家庭料理がほとんど。が、中国やフランスの影響を色濃く受けているかの地の料理は、実はもっと多彩で、奥深い。その魅力を知ってほしいというのが、2人がこの店を開いた理由だ。たとえば、現地では朝食にも食べるというステーキがそのひとつ。シーズニングソースで下味をつけた牛肉を、たっぷりのフレッシュハーブと一緒に楽しむ。がっちり食べてヘルシーもまた、ベトナム料理だ。
【ベトナム料理★Bistrot オーセンティック】
東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街36号 tel. 03-6802-8545 営業時間:12:00~15:00(ランチは不定営業)、18:00~22:30 浅草店営業日:火・木・金 カウンター7席、テーブル6席(テラス) ランチはフォーセット¥950など。ディナーはアラカルトのほか、おまかせでコースもあり。ベトナムワイン(グラス)¥650 ※営業日はHP等で要確認
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