2016.6.9

やりすごしていたことを言葉にする

おはようございます、編集・川端です。
今日は、前回の『スタッキング可能』続き松田青子さんの最新エッセイ『ロマンティックあげない』を全力でご紹介したいと思います!

『ロマンティックあげない』¥1600(松田青子・新潮社)装丁となっているKelly Reemtsenの絵もキッチュで素敵♡ 他の作品も良かったら見てみてください。

小説『スタッキング可能』のエキセントリックさに比べると、『ロマンティックあげない』は、著者の年相応の(1979年生まれとあったので私と同い年の今年37ですね)関心ごとがぎゅっと詰まった心浮き立つエッセイです♪♪
松田さんは、海外芸能ウォッチャーであり、フィギュア・映画・舞台が好きで、文具フリークで、コスメブログのウォッチングも欠かさない。
→はい、すぐにでもお友達になれそうです♡

松田青子さんの非凡なるところは、みんながちょっと気になっていたけどスルーしていたところを言葉にし、鋭く突っ込みまくるところだと思います。

前作「ウォータープルーフ嘘ばっかり!」でも、マスカラの使い終わりがいつなのか、ということが気になって仕方ないみたいなんです(笑)。

『ロマンティックあげない』を読むと、使ってないものが家にあることや、キレイに使い切れないことがとてもストレスだそう(「文房具沼」)。わかる気がする。。。

真っ白いワンピースや白い制服、アイドルの衣装などを見ると「生理の時のことを考えてない」と憤りを感じたり(「白いワンピースに、色を塗れ!」)。

フィギュアは好きなんだけど、解説者のやけにポエミーな紹介が気になる(「フィギュアスケートの季節」)。

などなど、そんなにいろいろ気にしていたら、生きていくのが大変だろう、と余計な心配をしてしまうけれど、本人はいたって楽しそうだし、言葉にしてくれてありがとう!なこともたくさんありました。

ビバ!やりすごさない才能!

私も文房具をすぐ買ってしまいます。堤信子さんのブログもいつも楽しみにしています。私は「紙フェチ」。ぽち袋とか一筆箋に弱くて。京都に行ったら鳩居堂(きゅうきょどう)へ。
先斗町(ぽんとちょう)をウロウロ。電話がかかってきたので脇道へそれたら、その先から明治時代へタイムスリップ!とはなりませんでしたが、そんなワープもありえそうな路地裏ですね。

東京はしばらく雨続きのようですね。風の日、雨の日、読書日和♪と前向きに思って過ごそうと思います。

ではではまた〜☆