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2016.7.4

歯の健康格差は10歳以上の見た目格差
アンチエイジングの決め手は「歯」にあり!

歯が若返ると体も顔も若くなる!?
「国際社会で活躍するセレブは歯のケアを怠らず、70歳以上でも50代にしか見えない若々しさを誇る人が多い」「トップアスリートはかみ合わせを整えてパフォーマンスをアップする」…よく聞く話ですが、どうも自分には遠い気がしてこれまでピンときませんでした。

 

ところが最近、口内の大改革に乗り出す人が周囲に続出。知人のカメラマンS氏は多忙な日々をぬって、なんと6か月かけてクリニックで歯茎のコンディションを整えて準備。デンタルケアを完全に学び「卒検」をクリアしてから、インプラントなどの本格的な治療にかかるのだとか!

ほかにも、 各界の第一線で活躍する売れっ子の皆さんが、こぞって歯のケアをはじめている気配! 私もにわかに歯のことが気になりだしたところで、ある本に出会いました。「歯から若返る10の最強メソッド」です。著者はニューオータニガーデンコート内の日本歯学センターの田北院長。早速、読んでみることに。

美と健康のための歯のアンチエイジングをカリスマ歯科医が指導。「歯から若返る10の最強メソッド」田北行宏著 ¥1300(税別)
笑顔が美しく見える「スタイルのいい歯」の黄金比は横幅を1とした場合、縦の長さが1.6の割合だそう。

歯から若返る10の最強メソッドをまとめると、

奥歯を噛みしめ過ぎるとリンパや下あごの血液の流れが滞り、しわやたるみの原因になります。気になる人は、奥歯が低すぎない噛み合わせにして顎の関節や筋肉の負担を減らすことが大切。

歯の白さは若さの象徴。ホワイトニングケアで若々しい歯を手に入れれば見た目年齢が格段に若くなります。

「横幅1:高さ1.6」が歯の黄金比。究極の口元の美を追求するならクリニックへ相談を。

④3か月に1度は歯石除去のクリーニングを徹底して。特に口臭が気になる人は細菌が口内に多いということなので、まめなクリーニングを習慣にしましょう。

歯を食いしばるのは1日15分以内に。そうしないと奥歯への負担が増えて摩耗。奥歯が低くなってシワやたるみが目立つ老け顔になる!? 歯ぎしりなどの習慣がある人は気を付けて。

⑥普段から噛みごたえのあるものを食べて口元のたるみを引き締めましょう。

虫歯や歯周病があると24時間ばい菌を飲み続けているのと一緒。虫歯&歯周病ができやすい箇所を熟知し、集中的に磨いて。

⑧虫歯や歯周病ゼロにする5つの最強アイテム「歯間ブラシ」「スポットブラシ」「デンタルフロス(糸ようじ)」「スポットブラシ」「歯ブラシ」「フッ素入り歯磨き粉」を常備すべし。

⑨虫歯の出やすい年齢は、1歳、3歳、6歳、12歳、18歳、40代ミモレ世代はとくに虫歯にならないようケアを徹底して。

⑩仮に歯並びが悪くても、虫歯や歯周病はブラッシングで防げますが、その根本的な原因を取り除いて、ケアの手間を省きたい人はブリッジやマウスピースでの大人の矯正を。


10コのメソッドのなかで、特にドキリとしたのは「虫歯や歯周病があると24時間ばい菌を飲み続けているのと一緒」という記述。歯周ポケットから排出される毒素を飲み込んでいたら、どんなに食事を気遣って、高機能のサプリを飲んでいても台無しですよね。

実際、歯周病の人は風邪やインフルエンザにかかりやすく、心筋梗塞や糖尿病、認知症などの病気も誘発するそう。

また、噛み合わせが数ミリ違うだけで顔の筋肉がゆるみ、皮膚がたるみ、あっという間に「老け顔」になってしまうというのも驚きました。10歳以上の見た目格差があるとか! ああ、怖い!

10個のメソッドをすべて実践するのはなかなか大変だけど、上下の歯が接触しない時間を意識的につくる、噛みごたえのあるものを食べてあごを鍛えることなどは、日常的に意識すればできそう。

私も、3か月に1度は歯石除去をして、歯間ブラシやスポットブラシを使ったブラッシング​することから始めることにしました。

大人のデンタルケアに欠かせないのが歯と歯肉のすき間をお掃除する歯間ブラシ。歯肉の血行を良くする効果もあり。
1日1回、夜寝る前に使いたいのが奥歯の溝や裏側まで届くスポットブラシ。歯科医院のみで販売している「プラウト」のものがおすすめ。

日本人は、12歳の子供の虫歯数で比較すると、一人当たり2.4本の虫歯があり、アメリカの約2倍、北欧の約4倍。45歳では平均して永久歯の半分以上が虫歯になってしまうのだとか。それは歯科治療が安価でできる日本の保険制度にもあるのではないかと田北先生は指摘。欧米では、歯を治療するのに高額な治療費がかかるうえ、それによって保険額も上がってしまうらしく、虫歯になる前に歯を守る傾向に。

とくに国をあげての国策により「虫歯のない国」になった北欧諸国は予防歯学が主流。スウェーデンでは妊娠と同時に虫歯予防が始まり、治療を徹底します。また赤ちゃんが生まれると、歯が生えていない時からブラッシングの感覚に慣れさせ、歯磨き習慣を徹底させるそうです。虫歯の多い子供は育児放棄の虐待を疑われるほど…‼

予防歯学の大切さを痛感した今回、もっと歯に対する意識を高めて、私も歯からのアンチエイジングを実践しようと誓ったのでありました。

PROFILE

間庭典子/フリーライター。取材をきっかけに走りはじめ、ランニングやゴルフなどウェルネス関係の分野でも活躍。