2016.6.27

新しいアートの発信地 ブッシュウィックへ

ニューヨークでは美術館はさることながら、街中のいたるところでアートを見ることができ、街全体がギャラリーのよう。壁に描かれたウォールアートが街にさりげなくスパイスを与えています。

マンハッタン ソーホーで

そんな二ューヨークの新しいアートの発信地として最近注目されている場所があるというので、先日訪れてみました。ブルックリンのブッシュウィック(BUSHWICK)というエリアで、マンハッタンからは地下鉄で30分ほどのそれほど遠くない距離にあります。90年代まではドラッグや犯罪がはびこる、ちょっと怖い街だったようですが、今では若いアーティストが移りはじめ、さまざまなウォールアートで有名になりました。最近ではギャラリーやカフェも増えており、いま最も変化をとげている街です。

マンハッタンのような高層ビルがないので、空がとても広く感じられ、街中すみずみまでグラフィックアートが繰り広げられている光景は壮快です!アートは広範囲にわたっているので、すべて見てまわると3時間以上かかるとか。

まさにアメリカンアートの密集地
煙突(?)にまで描かれてます!壁にあるのは企業広告のようでした
透明感溢れるキャンディボトル
こんなゆるキャラも
カフェの入り口
「I’m watching you!(私が見てるぞ!)」。日本にも犯罪抑制のための似たサインがありますね

街の急激な変化には、これまではアーティストが無償で壁を借り、自由に描くことができたニューヨークのなかでも珍しいエリアだったという背景があります。ただ最近は、そこに目をつけた企業が広告用に目立つウォールを借り始めたため、壁の賃貸費の高騰が起こっているようです。

街を変えてしまうほどのアートの力ってすごい!と思う一方、すべてをビジネスに繋げていく流れはアメリカらしいな〜とも感じています。

グラフィックアートはまだまだ描き続けられており、まだまだ変わり続けている街。数年後のブッシュウィックがどのように進化しているのかも楽しみです。