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2016.7.18

大人の夏バテには
「甘酒」と「マテ茶」が効く

記録的な猛暑が予想されているこの夏。今からどう乗り切ろうかと戦々恐々の今日この頃です。そして年々、夏バテがキツくなってきているような…食欲なくて体はだるいし…どうしたらいいの~⁈‼ そこで「自然ぐすり」(ワニブックス刊)の著者である植物療法士の森田敦子先生に聞いてきました。

「無理に頑張らなくても大丈夫。食欲がない時には『飲む点滴』と呼ばれている甘酒を飲みましょう。エネルギーの源のブドウ糖をたっぷり含み、アミノレブリン酸など代謝力や細胞再生力を高めてくれる不思議な力があるんです」と森田先生。麹で発酵させた昔ながらの製法の甘酒は栄養の塊。しかも栄養吸収も抜群。無理して食べなくてもOK、という言葉だけで少し気持ちが軽くなる気が…!「胃腸の疲れを感じたら、消化酵素イソチオシアネートを豊富に含むキャベツの千切りに塩とごま油を振ってみて。ビタミンUが胃の粘膜を保護し、消化力もアップします」

新潟産のこしひかり100%からつくられたノンアルコール甘酒「一夜雪」(150g)¥260(税込)。ビタミンB1,B2,B6などが豊富で、オリゴ糖やグルタミンなどのアミノ酸が含まれる、日本古来からのスポーツドリンク。森田さんも愛飲中とのこと!
消化を促してくれるキャベツにミネラルたっぷりの塩とごま油をかけた夏バテ応援サラダ。生キャベツをよく噛んで唾液をたくさん分泌すると、成分を吸収しやすくなります。今すぐ試したい!

「飲むサラダ」マテ茶を外出の友に!

 「真夏の外出に携帯したいのが『飲むサラダ』マテ茶ですね」と森田先生。なぬ? 今度は『飲むサラダ』???「南米のマテ茶は汗をかくと不足しがちになる鉄分や亜鉛、カルシウムといったミネラル、ビタミンAやB、フラボノイドを豊富に含んでいます」バテてしまったときの栄養源であり、熱量を出す作用も。「免疫力が低下し、やる気がでないときに、心身の基礎代謝を上げてくれますよ!」マテ茶が心の自然治癒力も高めるなんて! まさに植物由来の自然ぐすり。「営業で外回りの多いお仕事の人に1本ずつもち歩いていただきたいくらい」。キンキンに冷やしたいところですが、常温やホットで飲むのがおすすめ。冷たいドリンクの飲みすぎは体を冷やし、胃液を薄め疲れの原因になるとのだとか。

マテ茶ティーバッグ/マテ・グリーン(三角型ティーバッグ)(1.5g×10袋)¥410(税込)肉料理が中心で、野菜の栽培が困難な南米の一部の地域では、古くから鉄分、カルシウム、ビタミンを含むマテ茶を飲み、健康を保ってきたのだという。グリーンマテはすっきりとして飲みやすい。
南アメリカ原産のイエルバ・マテの茶葉から抽出した「マテ茶」¥118(税込)。健康志向の高い欧米でも「飲むサラダ」としてよく飲まれているそう。
体の熱を排出し、冷えや疲れを取り除く「梅醤番茶」。作り方は簡単。梅干し1個にお醤油を小さじ1、しょうがのおろし汁少々に番茶を注ぐだけ。梅干しをほぐして飲みます。

疲労回復にはビタミンC。

室内と屋外の温度差が激しいのも夏バテの原因。「冷房の効いたオフィスで1日過ごさなくてはいけない業種の方は暖かいお茶を飲んだり、ひざ掛けをかけて冷え対策を」と森田先生は警告。現代人の夏バテは実は冷房による冷えによることが多いのです。「梅干しが体の芯の冷えを取ってくれる梅醤番茶は冷え対策の最強ドリンクです」。ゆっくりと温まり、メラトニンが分泌され深い眠りにつけます。

疲れやすい人、疲れを貯めたくない人には、ビタミンCがおすすめ。「ビタミンCは抗酸化作用が高く、疲労回復やストレスの緩和に欠かせない栄養源。香りや色がいいローズヒップやルイボスのお茶はぜひ常備して」ビタミンCは蓄積されないので、こまめに飲む習慣をつけ、疲労回復に努めるように。

鮮やかな赤色と華やかな香りのローズヒップティー¥615(税込)。直接体内に植物の成分を取り入れられるハーブティは薬理効果も強く頼りになる「自然ぐすり」。
ルイボスのエキスをそのまま粉末にし、安定型ビタミンCをブレンドしたルイボスティー。水でもお湯でもサッと溶ける粉末タイプ。ルイボスC 粉末 M (300g)¥2776(税込)

大人の夏バテ対策は、植物の恵みを飲料などで上手に受け取ることで自然治癒力を高めましょう。ドリンクを制すものは夏バテを制す! 特別なことをしなくても、飲み物にちょっと気を使うだけで元気に夏を乗り切れそうな気がしてきました!

 

次回(7月25日)は、ミモレ世代が気になる、更年期対策。森田敦子先生に心と体の元気術についてお聞きします!

森田先生のナチュラルおやつを拝見。左下:マンダリンオレンジの皮。左上:文旦の皮。かんきつ類の皮には疲労回復に聞くビタミンCがたくさん。右上:ハトムギ、クコを炒ったもので血液をさらさらに。右下:大豆を炒ったもの。大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た作用のあるイソフラボンがたくさん含まれています。
森田敦子(もりたあつこ)日本での植物療法の第一人者。航空会社を退職後、フランス国立パリ13大学などで植物薬理学を学ぶ。サンルイ・インターナッショナルを設立し、植物療法の専門学校(ルボア フィトテラピースクール)の主宰や自身のブランド「アンティーム オーガニック by
ルボア
」の商品開発を手掛けるなど、植物療法を広めている。
「自然ぐすり」森田敦子著(¥1620/ワニブックス刊)「植物と食べ物の手当てでからだとこころの不調をととのえる」というサブタイトルにもあるように、ハーブティやエッセンシャルオイルなど身近な材料をつかった「自然ぐすり」の植物療法を伝授。肩こり、PMSなど気になる体の不調や自律神経の乱れ、むくみや体臭などさまざまな悩みの対処法が学べる一冊。

PROFILE

間庭典子/フリーライター。取材をきっかけに走りはじめ、ランニングやゴルフなどウェルネス関係の分野でも活躍。