あてた瞬間「あら、とってもお似合いです!」と竺仙の方の目が初めてキラリ☆と光った白紬の「菊に小花」柄。

「こ、これにします!!」


4.帯選びの組み合わせは無限大!
→まずは、柄の中の1色と合わせて

初心者は、まずは柄の中の色からとれば、失敗しらず。水色、オレンジ、グレーの帯の中からチョイスすることに。

ということで、決定したのは、こちらの組み合わせ!

玉むし「菊の柄」¥40000、麻市松半巾帯「ブルー×ピンク」¥23000、三分紐「クリーム色」¥2600

5.反物が決まったら、採寸&お仕立ての指定を
→希望があれば採寸時にオーダー


着物ならば、いずれ娘にゆずるために少し大きめに、などということもあるでしょうが、今回は151㎝の自分にぴったりのサイズで竺仙さんにお任せで仕立ててもらいました。

衿は、半衿をつけて着物風に着る場合は「広衿」にしておくとよいそうなのですが、今回はそのまま折らずに着られる「バチ衿」に。また白地を選んだので、透けないよう裏に「居敷(いしき)あて」をつけてもらうことにしました。

バチ衿仕立てのお仕立て代¥12000、居敷あて代¥2000、生地代と帯代を合わせてしめて¥79600でございました。

決して安いお買いものではありませんが、ドレスをオーダーで仕立ててもらうことと比較したら、なかなかお値打ちな“オートクチュール”だなと思いました。

1つ買うとさらに欲しいものが見つかる、楽しくも恐ろしい扉をひとつ開けてしまった気がします(汗)

お仕立て上がりましたら、着用してご報告いたします!!

 
<新刊紹介>

『大人のゆかた スタイルブック 似合う1枚が見つかる。きれいに着こなす。』秋月洋子・著 ¥1500(税別)・講談社

今回のお買いものでも、素材の違いやオーダーの仕方など大変に参考になりました! 私のようにゆかたビギナーの人はお店に行く前の予習に、もうすでにお持ちの方は着こなしの参考や、2着目、3着目のイメージトレーニング(笑)にぜひどうぞ。

撮影/大森葉子(編集部) 取材・文/川端里恵(編集部) 
 
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