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2016.8.29

台湾&タイのディープな旅アドレス7 by青木由香
【リゾートに飽きた大人へ】

こんにちは、編集部川良です。
前回は『絡み絡まれる旅の面白さ』(講談社刊)の著者、青木由香さんに、『絡み絡まれる旅の面白さ』について寄稿して頂きました。今回は、青木さんおすすめの台湾&タイのディープな旅のレストラン&ショップをご紹介します!

<<台湾>>

台湾のいいひと代表、
小高(シャオガオ)の店

 

小高の日本語はうっすらした単語を解す程度。沖縄の人も中国語も多分英語も無理。そんな状況で、こうになった。楽しかったと激しく感謝されたのです。みんながお土産や無料案内を期待してしまうとそれは違うんですが、少なくとも小高はあなたに絡んできます。「絡んでくる」「いいひと」では太鼓判、レトロな雰囲気で台湾人にも人気の小さなカレー屋さん。台湾のむき出し人情が味わえます。

 
 
 

寅楽屋(とららくや)
住所:北市大安區延吉街294號 tel. 02-23257874
営業時間:11:30-21:00(木曜日定休)


1日2組限定。美的センス溢れる
中国語オンリーのレストラン

ランチ・ディナーのみの完全予約制。連絡は中国語か簡単な英語でFBから
中国語オンリーのプライベイトレストラン。台湾料理の要素で作られたフレンチのコースのような創作料理。ちょっとお値段は張りますが、飛び抜けた美的センス溢れる彼らの自宅で1日2組のみ料理を出す。ホスピタリティーがすごくって予約が入りにくい有名店だけど、行って欲しいのは、以前日本のお客さんがここでの食事を済ませて、その温かさに最後は涙をこぼした嘘のような話を体験してほしいから。

 
 

屋頂上的貓(ウーディンシャンダマオ)
住所:台北市逸仙路32巷9號1F tel. 0961-173451
不定休 完全予約制


爆買い必至。
青木由香さんのセレクトショップ

日本と台湾のいいものをセレクトしている店。店長がいい人すぎて、うちでも売っているものを他のお店でも売っているからと案内してくれます。日本語オッケーで近所の美味しいレストランなども親切に教えてくれるので、無料の観光案内所みたいな存在に。書籍の担当編集によると「かなり吟味したはずなのに爆買いになってしまうという恐ろしく素晴らしいセレクトのお店」だそうです。

 
 

你好我好(ニーハオウォーハオ)
住所:台北市大安區涼州街45號 tel. 02-2557-6665
営業時間:10:00〜18:00(水曜日休み)


仙人のような店主が迎える
完全予約制のティーサロン

髭を生やした絵に描いたような仙人風の茶人蔡さんのサロン。完全予約制。雑居ビルの一室を改装した看板もないサロンは、入りにくい雰囲気満点。でも、素敵で骨太なお茶屋さんで、茶人のツァイさんはいい人ナンバーワン。言葉が通じなくても温かさがジュワッと沁みます。お茶は全て無農薬・自然もので稀有なものばかり。でも、人がいいので他店よりいいものを激しく安く売ってくれます。

 
 
 

櫳翠坊(ロンズェイファン)
住所:台北市松江路124巷23號6F tel. 02-2562-9542
不定休 完全予約制


<<タイ>>

ネイリストのお姉さんとの絡みが嬉しい
どローカル!なネイルサロン

 

ジェルネイルでも、10本500バーツから。日本のネイルサロンの気取った感は全て無くして、このお値段。スピードとテクニックは間違いなし。赤ちゃん連れでも、入った瞬間に普通に抱き上げて面倒を見つづけてくれます。「大柄の下っ端ネイリストが、なんとも親しみ深いので、ついつい会話を空想してアテレコしてしまいます」とのこと。

 
 

ゲーガイネイル
住所:10/8 Soi 39 Sukhumvit Rd., Bangkok tel. 02-258-9406
営業時間:月~土の7:00~19:00
(日曜、タイの祝日はお休み)


なぜだか涙が溢れ出す!?
チェンマイの内臓マッサージ

 

日本でもスピリチュアルなのが好きな人たちの間で流行っている、腹を鷲掴みにするマッサージ。とても痛いけど、出産より痛くない。感情のしこりが腹にこびりついているので揉み解すと、感情をデトックスできて突然涙が溢れてくる、という不思議なマッサージ。青木さんが訪れたときは、学校の先生のようなマッサージ師のピジェムが、大荷物で乗り込んだ青木さんたちの荷物を心配して、半日のトゥクトゥクを紹介してくれたそう。

 

Pi Jem Thai Massage
住所:13 Ratchapakinai Rd.Ratchapakinai Soi1,Chiang Mai
予約はフェイスブックから英語でメッセージを。


タイ流。美味しくて優しい、
おもてなしのイタリアン

 

海外でその国のものじゃないものを食べるとアタリとハズレの差が大きいけど、タイは外国料理のハズレが少ないです。気取ったイタリアンじゃないけどパスタは美味しい!何より、青木さんが閉店間際にいった時のウェイトレスさんの対応が最高で、捕まえにくいタクシー探しに奮闘してくれた。拙い英語で一生懸命言っていた「サンキューベリーマッチ・カー」(語尾のカーはタイ語の敬語)という造語が忘れられないとのこと。

 
 

LIMONCELLO Italian restaurant
住所:131 Sukhumwit 55, Thonglor Soi 9, Sukhumvit Road. Klongton-Nua.Bangkok 10110 tel. 02-712-9991
営業時間:11:00〜14:30、17:30〜22:30 (土日11:00〜22:30)


青木由香さんセレクトの、リゾートではないディープな旅を楽しめるスポット、いかがでしたでしょうか。私も20代のころまでは大好きだったのに、こんな楽しい旅があることを近頃すっかり忘れていました。あぁ、母でも妻でもないひとりに戻って、しかも出張じゃない旅がしたい~!! 

皆さんは最近どんな旅をしましたか?

台湾の敏腕コーディネーター青木由香の台湾以外の初の書籍は、ガイドブックにもなるタイについて旅エッセイ。実は彼女の原点はタイにあり。暑いのに優しく、(食べ物は)辛いのにどこかほんわか。そして、ちょっぴり適当。そんなタイにはまって、たくさん旅をするようになったそう。旅は面白がったもん勝ち――そんな青木由香の視点だと、泣きたくなるようなトラブルですら、楽しい土産話になってしまう。タイが好きな人、行ってみたい人はもちろん、元気になりたい人にもおすすめ! 『おもしろがりタイ! 癒やされタイ! 幸せ大国 タイ王国』 著者・青木由香 ¥1300/講談社
青木由香 Yuka Aoki 1972年、神奈川県真鶴町生まれ。台湾在住。多摩美術大学卒。大学卒業後、タイを起点にバックパッカーとしてたくさんの国を旅行し、台湾に辿り着く。台北で開いた墨絵の展覧会をきっかけに台湾の出版社から初の著書『奇怪ねー台湾』が出版され、ベストセラーに。2008年にはビデオブログ『台湾一人観光局』が台湾でテレビ化され、2009年に台湾のテレビ大賞に外国人として初めて最優秀総合司会部門にノミネートされる。2013年に台湾観光貢献賞受賞。日本での著書に、『台湾ニイハオノート』『好好台湾』『奇怪ねー台湾 不思議の国のゆるライフ』『最好的台湾』『台湾のきほん』。JFN系ラジオ番組「楽楽台湾」ではパーソナリティも務める。「ほぼ日刊イトイ新聞」でコラム「台湾のまど」を連載中。
構成/川良咲子(編集部)