6月に書いた「憧れのナンタケットバスケット」の続きです。自分でつくるのは絶対に無理……だけど、せっかくなら既製品じゃなくて、すべてが理想のバスケットを手に入れたい! と“フルオーダー”でお願いしたのは、1999年から編み続けて17年! アメリカ・ボストン郊外にある「Pebbles Nantucket Basket(ペブルズ ナンタケット バスケット)」 の主宰、Lisa Yamaguchiさん。超久しぶりに再会した、大学時代のお友達です。

ナンタケットバスケットに恋い焦がれ、夢中で調べまくっていた時期、いいなぁ~♥と思う画像をキャプチャしては、冬眠前の小リスのように『ほしいものフォルダ』にせっせと移動させ、眺めては悦に入っておりました。

Lisa先生の作品です。マトリョーシカのように整然と並ぶバスケットたち。 ©️Pebbles ペブルズ ナンタケットバスケット

アメリカの伝統工芸品ですが、赤ちゃん用のクーファンや子供が遊ぶお馬ちゃんといった大きなものから、ペンダントになる小さなものまで、いろんなアイテムがあり、飾りやタッセルやチャームといったオプションも豊富。最初は見るものすべてが新鮮で目移りしていましたが、次第に自分の好みがはっきりしてきました。

●長く使いたいから、正統派で端正なものを
●黒い素材を使ったシックなものがワードローブに合いそう

●大柄の私にバランスがよいのは大きめサイズ
●洋服はもちろん、着物にも似合うこと

長財布派なので「長財布が入るサイズ」、ちょっとやそっと習ったくらいでは絶対に編めない超難易度の高い「六角形マーキス型」、そして「黒檀を使ってほしい」とLisa先生にお願いしました。使用するパーツの素材やハンドルの形も細かく指定はできますが、学生時代からセンスがよかったLisa先生にまるっとお任せすることに。蓋はそのままでもよいけれど、飾りを付けることができ、ここは誰もが超こだわる部分なのだそう。蓋の飾りはひとまずペンディングにして、進行をしてもらいました。

7つのバスケットはひとつにぴちっと収納できます。すごいわ(溜め息)。 ©️Pebbles ペブルズ ナンタケットバスケット


またしても、続きます・・・・・。