2016.9.18

素敵な人が実践している、毎日のキレイ習慣

「うん、いいね。前よりも良い顔をしている。楽しそうよ」と声を掛けていただいたのは、私がフリーに転身して2年目の頃。外資系化粧品会社のPRという職を40年近く勤め、今年の春、定年退職された“美容界のレジェンド”鈴木ハル子さんにお会いしたときのことです。
「頑張っていることはみんなから聞いていたわ。新しい道を歩んだと聞いて、あなたらしいなって思ったの」と。2年目といってもまだまだひよっこ、あっちにゴツン、こっちにゴツン……と反省の毎日でした。もしかしてフリーの仕事は向いていないかも、と自信を無くしていたのもこの時期でした。でも、ハル子さんはそんな私を想い、「ガンバレ!」ってこの言葉を掛けてくれたのです。このことを思い出すと今でも涙が出そうになるくらい、私にとっては大切な言葉。どれだけ勇気づけられ、救われたことか……。

 

久しぶりにハル子さんから「美のこと、暮らしのこと、心の整え方」のことを1冊の本にまとめてみたから読んでみてね、と連絡がありました。

広報と編集という仕事での付き合いがほとんどでしたが、ハル子さんには女性として、人としてどうあるべきか、ということを学ばせてもらったような気がします。
仕事も毎日の生活で嫌だな〜って思うことがあると、いつもハル子さんとお会いする機会に恵まれました。するといつの間にか元気になれちゃう、「あぁ、私って何て小さな人間だったんだろう」ってイライラ、クヨクヨしていたことが嘘のように無くなっているんです。会う人を心地よくしてくれる、このパワー、見習いたいものです。

 

定年退職をされてからしばらくはゆっくりする、なんてご本人はおっしゃっていても、まわりは許しませんよね(笑)。先日、『大人は「近目美人」より「遠目美人」』(講談社)が発売されました。化粧品会社のPR、かつ美肌の持ち主! ですから、キレイのヒントがたくさん。でも、今回、私がおすすめしたいのは、毎日の生活や美しい心を磨く方法も教えてくれていること。

●「なんか違う」に敏感になるとゆとりができる
●洋服の「旬のパワー」「新しさのパワー」
●この人といると心地よい、会話の秘訣は「3対7」
●同じ言葉でも跳ね返すと「否定」、受け止めると「意見」

このテーマにドキッとしませんか? 一気読みしてました(笑)。
「ちょっとした心掛け、それを継続していくことが大切なのよね。年齢や性別を超えて、誰だって愛される人になれるのよ」とそっと背中を押してくれる、いつものハル子さんがギュッと詰まった、やさしい本でした。

うまくいかないな、ちょっと疲れたなと感じていたら、手を止めて、歩みを止めて……この本を読んでみてください。フッと力が抜けていく、そんな1冊です。