ここ数シーズン、有名ブランドやセレクトショップでもパジャマルックの存在が増し、素材や着こなしも多様性に富んだものばかり。私もずっと気になっていて、迷わず購入。家に帰宅し、コーディネートを楽しんでいたときのこと。
夫「パジャマ買ったのか?」
私「ちがう、パジャマ風の洋服」
夫「それはパジャマということじゃないのか?」
私「ちがう、これを外で着るの」
夫「それはパジャマだろ?」・・・
この質疑応答を30分繰り広げる私たち(苦笑)。やはりレベルが高すぎたのだろうか???
正直、上下セットはかなりの難易度。前に海外のインフルンサーがパジャマルックを上下着こなして街を闊歩したのを見てもやっぱり「パジャマ」にしか見えない。でも、間違っていけないのは、パジャマをウエアとして着るわけなので、パジャマに見せかけて遊んでいるところが「粋」なのです。ただし、シンプルにさりげなく着こなせば、着こなすほど、パジャマになりかねないので要注意!
パジャマルックを楽しむ法則
その1:パジャマスーツは別々がベター。どうしてもセットアップを楽しみたいというときはありったけの宝石を首元に巻いて、パーティー仕様にするべし。
その2:パジャマルックにすっぴんは危険。ただの夢遊病者に見られるだけ。口にはきっちりルージュ、ヘアスタイルにも抜かりなく!
その3:足元はハイヒールで色っぽく。ペッタンコサンダルは徘徊する病人に見られる可能性もなきにしもあらず。

萬田久子さんなどのスタイリングを手がける大御所スタイリストさん曰く、「こういうものだからこそ、パーティーで活躍させるべきね!」まさしくその通り!サテン地のような光沢感ある素材は着こなしによってはフォーマルなスタイルにも相性が良いのも確か。ジャケットやジュエリーなどを重ねて、思いっきり遊び心を発揮してスタイリングを楽しみたいもの。

少しハードルの高いアイテムかもしれません。でも、遊び心のある服は、オトナにしかできないこなれた雰囲気を演出してくれるように思います。勇気を持って飛び込んでみてはいかがでしょうか?
