約9ヶ月を過ごし、こちらに来る前と比べて、ますますニューヨークという街に魅せられる一方、どうしても好きになれないものがひとつだけあります。それは地下鉄のシステムです。

急行と思って乗った電車がいきなり各駅に変わったり、それならまだしも、止まるはずの駅がなぜかスキップされたりと、予測不可能なことが度々起こるのです。そのため所要時間を読むことが難しく、待ち合わせ時間などへの到着が大幅に前後することもしばしば。

「マンハッタン行きは同駅には止まりません」。まさかのサインに驚愕
ホームにすら入れません

先日も、私が住んでいるエリアからマンハッタンへ向かう際に、「本日、マンハッタン行きは同駅には止まりません」のサインが!え、えー(涙)。心の中で泣きながら、少し離れた、もうひとつの別ラインの駅にダッシュで向かったところ、その駅にも同じサイン…。「どうすればいいの?」と駅員さんに聞いたところ、「マンハッタンと反対方向の駅に向かい、そこからマンハッタン行きに乗り換えてから引き返せ」とのこと。言われた通り、反対方向行きの車両を待ったのですが、それさえも30分ほど遅れているという始末。結局、目的地に到着したのは予定より1時間半も遅れてのことでした。

大概はせっかちと言われているニューヨーカーなのに、この理解不能な地下鉄システムによく耐えられるなあーと感心するくらいです。なかには地下鉄が嫌いすぎて移動はすべて自転車という強者もいますが(笑)、そこまでの根性はない私。昔に比べてかなり治安が良くなったと言われているし、また24時間運行という(世界で唯一だそうです)素晴らしい利便性もあるから、あまり多くを望んではいけない!と自分に言い聞かせる毎日です。

ちなみに、「地下鉄システム 世界ランキング」なるものによると、ニューヨークは第6位でした。その理由としては、「路線図は初めて利用する人が理解しづらい。スイッチやレールはすべてすり切れており、駅は汚くてネズミが歩き回る。エレベーター内部は非常に混雑。このようなすべての欠点にもかかわらず、巨大都市全域を移動できるというポイントが長所のない長所」とのこと。褒めているんだか、けなしているんだか、よく分からない説明に妙に納得してしまいました(笑)。

ちなみに、東京は第2位、第1位はソウルだそうです!

今回、地下鉄のマイナスポイントばかり書きましたが、アクロバティックなパフォーマーやミュージシャンがときどき車内に出現し楽しませてくれます。いいところもたくさんありますよ!