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2016.10.17

薫り高いコーヒーと「預言」はいかが?
悩める人たちが行列の不思議なカフェ

東京・赤坂に「悩んでいる時に、すごく心にしみるアドバイスがもらえる!」カフェがあるという噂を聞きつけました! その名は「珈琲専門店 預言CAFE」。「アライズ東京キリスト教会」が運営するコーヒー専門店で、こだわりのコーヒーを飲みながら、神様からのメッセージである「預言」を聞くことができるというのです。

赤坂の雑居ビルの1階にある「預言CAFE」

「預言って何? どんな言葉が聞けるの?」

と俄然気になった、悩める私(ライター)は、早速お店に行ってみることに。同店は、東京メトロ千代田線赤坂駅から歩いて3分、雑居ビル1階の奥まったところにありました。14時の営業開始時間に行くと、すでに何人かが入り口前に並んでおり、順番待ちの表に名前を書き込む姿が! 赤坂店は7月にオープンしたのですが、2007年に高田馬場に一号店を構えており、そちらは連日午前中から行列ができるほどの盛況ぶりとのこと。

「預言は神様から一人ひとりに送られるメッセージであって、占いではないんです」

そう話すのは、代表の吉田万代さん。カフェの運営を通して、クリスチャンかどうかに関係なく、幅広い人たちに預言を伝える活動をしているそう。

「時計が時間を知るために作られているように、この世の中には目的がなく作られているものはありません。私たち一人ひとりもそうです。預言は、神様が私たちをどのような目的で作ったかを知る手がかりとなるものなんです」

預言を伝えるのは、吉田さんをはじめとするお店のスタッフ。飲み物をオーダーすると、その人の前に座り、約3分間の預言を伝えるサービスを行っています。預言の内容は人それぞれ。生年月日や悩み事などの情報をあらかじめ聞くことはなく、スタッフが神様から受け取った印象を預言で伝えるとのこと。

「どうして預言ができるのかということは、みなさんにとって一番の謎だと思うのですが、私たちも『不思議だね』としか言いようがないですね(笑)。強いて言うならば、神様が与えてくれた、その人の印象を信じるということでしょうか。預言をお伝えして、それを聞いた人に『助けになりました』と言っていただけると、これでよかったのかなと思います」

お客さんは幅広い年齢層の女性が大半ですが、場所柄か、男性が一人で訪れることもあるそう。

女性二人組もしくは一人客が多い店内。男性の姿もちらほら

メニューを見てみると、自家焙煎の豆を使った、こだわりのコーヒーがずらり。深煎りの「預言CAFEプレミアムブレンド」(950円)や、近年入手困難なジャマイカの「ブルーマウンテン No.1」(1800円)、レモンピールやザクロのようなフレーバーとチョコレートのような甘さがバランス良く調和した「コスタリカ・エル・レオンシオ農園 ブラックハニー」(950円)など、コーヒー好きなら目移りすること間違いなしの、本格的な品揃え。

注文が入ってから丁寧に淹れられるコーヒー

私もコーヒーを一杯オーダーし、どきどきしながら預言を待ちます! しばらくして薫り高いコーヒーが運ばれ、吉田さんが目の前に座りました。同店では預言を録音するというルールがあり、ICレコーダーをセットします(スマートフォンのボイスメモなどでも可)。録音するにはちゃんと理由があるという吉田さん。「後で聞き直したり、書き起こすと、お店で聞いた時に心に留まったことだけでなく、他の部分でもその人の助けになることがあったり、しばらくしてから驚くようなことが起きることもあるからです」とのこと。

丁寧に淹れられた、こだわりのコーヒーはとても美味しく、豊かなひと時を味わえそう

「わが愛する娘よ。私はあなたを愛していると主が言われます。変化の中でもあなたが本当にたくましく進んできた、それをこなしてきたことを喜んでいると主が言われます」

という言葉から始まった預言。

「私はあなたを大胆なものとして作ったと主が言われます。他の人の代弁者というと大きすぎるように感じるかもしれないが、仕事を通してだけではなく、何かを吸収して提供する、そのようなことができるものとしてあなたを用います。これから、こんな立派な人と一緒に仕事をすることはないだろうと思える人たちに出会う時があっても、恐れてはいけないと主が言われます」

などと、吉田さんの語り口調はとても優しく、自分の存在を肯定し、何のために生きているのか、そのためにどうすればよりよい方向に進めるかを導くような内容でした。

ICレコーダーに向けて話しかけるように預言を語る、代表の吉田万代さん。聞いているこちらも思わず背筋を伸ばしてしまう

抽象的な内容で、どうとでも取れると感じる人もいるかもしれませんが、キリスト教徒でなくても自分を肯定してくれ、常に見守ってくれるかのような預言に耳を傾けたいと思う人が多いのも納得できました。

「預言はその人の人生全てを語っているのではなく、部分的、漸次的なもの。人生っていいことばかりじゃなくて、大変なこともありますよね。そんな中、いかに強く生きていけるか。預言がその助けになればいいなと思っています」

占いでもなく、宗教をことさらに強く感じさせることもない、不思議なカフェでの経験。他のお客さんも、スタッフの口から語られる「預言」に真剣な表情で耳を傾けており、オープンから3ヶ月で、すでにリピーターもいるとのこと。

本格派の美味しいコーヒーを味わうだけでも行く価値あり!

珈琲専門店 預言CAFE
東京都港区赤坂6-6-4 赤坂栄ビル1F
14:00〜19:00(月、火、水、金)、12:00〜16:30(木)、土日祝休

PROFILE

吉川明子/出版社、編集プロダクションなどを経てフリーへ。週刊誌、雑誌、Webサイトなどで執筆、編集を行う。旅と食べることと本が好き。人生の3分の2は減量のことを考えてきた。