おしゃれ仕事服の大正解1「スタイリスト望月律子さんの結論 働く服こそ新鮮さとワクワク感が必要です」

2016.11.8
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スタイリスト望月律子さんが考える
「おしゃれな仕事服」とは

「最近、どんな服で仕事に行けばいいかわからない」「今の私たちに似合うオフィス服が知りたい」「ミモレに載っている服は基本的にカジュアル。端正でキレイめなコーディネートをもっと見たい」など、たくさん寄せられていた読者の皆さんからの要望にお応えして、ついに「ミモレ的お仕事服」の特集をスタートします! 

責任ある立場になったり、後輩や部下が増えたり…。ミモレ世代は「お仕事服の転換期」でもあります。威圧的にならず、でもきちんとしていて、自分も心地よく、そして周囲からも好印象なお仕事服とは?? 数多くの女性誌で活躍し、仕事服の特集も多数手がけてきた、スタイリスト望月律子さんと一緒にとことん考えました。そこでまず出てきたのは、「働く服こそ新鮮さとワクワク感が必要」ということです。仕事服というと、マナーやルールが先行しがちですが、そのなかでも新鮮さとワクワク感を求めることを忘れないことが大事なのではと望月さんは言います。

では望月さんが考えるおしゃれな仕事服は?

「ミモレ世代がビジネスシーンで着るのだから、きちんとしていることは大前提。でも、“きちんと”だからといって、黒のスーツやパリッとした白シャツを選んでしまうと、それをおしゃれに崩すのは難しいんです。まずはアイテムの選び方。今のトレンドの中から、オフィスで着られるものを選ぶのが、おしゃれな仕事服への近道です」と望月さん。

そこで今回は「仕事服にこそ新鮮さとワクワク感を」をキーワードに、今季のトレンドの中から、ミモレ世代におすすめのアイテムを3つ教えてもらいました!

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立っても座っても美しい「ひざ下10cm丈」スカート

リボンベルトや立体的なポケットなど、さらりと着てもサマになる一枚。スカート¥23000/バーニズ ニューヨーク(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)  バックスタイルがラップ風になっていて、後ろ姿も美人。スカート¥28000/エッフェ ビームス(ビームス ハウス 丸の内)  ネイビースエードショートブーツ¥40000(10㎝)/ファビオ ルスコーニ(ファビオ ルスコーニ 六本木店)
 


 

スカート人気が復活している今シーズン。中でも「ひざの中心から10㎝下まであるスカートがイチオシ。シルエットはタイトでもフレアでもどちらでもいいのですが、丈感を意識して欲しいと思います」と望月さん。ひざがすっかり隠れる丈がいいのは、座ったときもひざが出なくて上品だから。また立ったり歩く姿も、長さのあるボトムなら遠目にも新鮮なシルエットが叶う。「たとえば電車のホームにいて、遠目にもハッとさせられる凛とした雰囲気を作れたら、働く女性の理想だと思うんです」


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単品でも着られて休日もOKなセットアップ

今っぽいシルエットを作れるオーバーサイズのシャツとガウチョパンツ。シャツ¥19000、ガウチョパンツ¥22000/ICB(オンワード樫山) ムートンバック(H18×W30×D12)¥44000/ポティオール(ショールーム セッション)

セットアップやスーツは、ビジネスシーンで不可欠なアイテム。セットでも単品でも着るだけで端正な表情を作れることはもちろん「休日にも着られたら」という皆さんからの要望も叶える、優秀なセットアップやスーツがあるんです。「セットアップならツイードやフラノ素材など素材感のあるものか、ポケットがついているなどデザイン性のあるものが◎。写真のように、シルエットにトレンド感のある上下のセットもオススメです。シンプルすぎるとセットで着たときに地味に見えてしまうことがあるんですよね。スーツなら、ボトムのシルエットが今年っぽいものを選ぶことが大切。パンツならくるぶし丈、スカートならひざ下10㎝くらいの長め丈がいいと思いますよ」

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女性らしい抜け感を作る肌見せトップス

衿ぐりが正三角形になるくらいが、Vが深すぎず、肩も開きすぎていなくて品よく着られる。Vネックニット¥9800/ウィム ガゼット(ウィム ガゼット 青山店)  衿を抜いて着られるオーバーサイズが今っぽい。ブラウス¥16000/イネド  肩が落ちないシルエットやニットなどの滑らない素材のものが◎。ボートネックニット¥18000/ガリャルダガランテ(ガリャルダガランテ 表参道店)

「下品にならない程度の肌見せトップスは、女性らしい抜け感を作ってかしこまりすぎず、でもきちんとした印象は損なわないのがいいんです」と望月さん。たとえばVネックニットやとろみシャツ。「かがんでも谷間が見えない、Vあきが鋭角で深すぎないモノを選んで。シャツもボタンを1~2個あけたときの開きをチェックして」とのアドバイスが。もしどうしても衿元が開いているものに抵抗があるという人には「ボートネックで鎖骨だけをちらりと見せるだけでも、冬場なら印象が明るくなると思いますよ」

おしゃれな仕事服を作るアイテムがわかったところで、次回からは、それぞれのコーディネート術を教えてもらいます。「世代間でトレンドに差がなくなっている今、着こなしでミモレ世代っぽさを出すことが大切。ポイントは“女っぷり”と“MIX感”です」と望月さん。さあ、どんなコーディネートが登場するのか。次回(11月10日公開予定)をお楽しみに!

【お問い合わせ先】
ウィム ガゼット 青山店 tel.03-5778-4311
イネド tel.0120-290-370
ICB(オンワード樫山) tel.03-5476-5811
ガリャルダガランテ 表参道店 tel.03-5766-1855
ショールーム セッション tel.03-5464-9975
バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンターtel.0120-137-007
ビームス ハウス 丸の内  tel.03-5220-8686
ファビオ ルスコーニ 六本木店 tel.03-3408-8682

 撮影/平井敬治 スタイリスト/望月律子(kind) ヘア&メイク/小澤実和 
モデル/渡辺佳子 取材・文/幸山梨奈 
構成/川良咲子(ミモレ編集部) 撮影協力/バックグラウンドファクトリー