2016.11.6

ピエール・ルメートルの最新作『傷だらけのカミーユ』がまたすごい!

おはようございます、編集・川端です。久々に連休をいただき、本屋に寄ったら、ピエール・ルメートルの最新作をみつけました。キターーーー!!

『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』と続くカミーユ・ヴェルーベン警部シリーズの3作目、待ってましたのピエール・ルメールの最新作『傷だらけのカミーユ』が発売になっていました。
数々の賞を受賞し、各社書店さんでもかなりの大プッシュをしていた『その女アレックス』、そして『悲しみのイレーヌ』『死のドレスを花嫁に』と続けてお読みになったミモレ読者の方もいらっしゃるのではと思います。

『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』と続くカミーユ・ヴェルーベン警部シリーズの前2作とも、私、トラウマになるくらい怖くて(震)。こんなに後味悪くあとを引いた小説はあまりありません。残虐な描写が生々しく激しいのもありますが、何よりストーリーテリングが予測不能のスリリングさ。ジェットコースーター的な怖さのひとつは“来るぞ来るぞ”と落ちる先が見える怖さだと思うのですが、ピエール・ルメートルは予想と逆に舵を切ったり、思いがけないところでグワンと落ちる怖さです。

ルメートルが一躍話題になった『その女アレックス』は、前半、監禁され拷問される女性が描かれます。読む側は、この女性(アレックス)が無事に逃げおうせることを願うのですが、後半一転描かれるアレックスの正体にあれ?あれ?怖いのはどっちだったの?と混乱させられるのですね。

翻訳2作目『悲しみのイレーヌ』(原作の順番でいうと1作目)は、(イレーヌは主人公のカミーユ警部の奥様)、冒頭はイレーヌは事件と無関係なので、邦題がネタバレで結末が予測できてしまうのですが、それも含めて深い余韻の残る作品です。

彼の作品は伏線がいっぱい張ってあって、結末を知ってから最初から読み返したくなっちゃうんです。

『傷だらけのカミーユ』も序盤からそんな予感がいっぱい。カミーユ警部の新恋人・アンヌが強盗にひどい暴行を受けるところから始まります。読むのが辛い。でもなんで止まらないのでしょう。そんな自分が怖い。そして驚くべき展開に……。

写真は本と無関係で、前の引越しの際に友達にもらったコルクフォルダー。着々と溜まってきています。そろそろ次のBOXが欲しいな(笑)と、この場を借りてアピール。
昨日は益子陶器市に合わせ、益子&笠間へ器を探しに。サイズも価格も小さいのに服よりずっと選ぶのに慎重になるのなんでだろう? 主人はヨーグルト用のスプーンをずっと吟味してました。

この週末、本はまたまとめ買いしました。読み終わったら面白かったものをご紹介しますね。

ではではまた〜。