今年の秋は、本当に短かったですね。汗ばむような暑さがおさまったと思ったら2週間くらいでコートの季節になった気がします。

突然ですが、皆さんは今どんなコートを着ていらっしゃいますか? 

最近ではカシミアブレンドのウールコート、フェイクファーやフェイクムートンなど、買いやすい値段で素敵なコートが手に入るようになったので、私自身も高いコートは久しく買ってなかったのですが(小声)。会食の席で先輩のコートを一瞬預かったりしたときに、そのコートの素材が素晴らしく上質で、羽のように軽かったりした瞬間は、あーいいなあ♡♡とやっぱり思っていました。

そうしたらですね、出会ってしまったんです。。極上のチェスターコートに。オールド イングランドのものなのですが、、手に持った瞬間ふわっと柔らかく、軽くて。「嗚呼!なんていいコート!!」感が、まずハンパないんです。

杢っぽい霜降りグレーは、どんな色にも合う万能カラー(と大草編集長はいつも言っています)。体に沿うスリムなラインもかなり好みです♪ コート¥180000/オールド イングランド(ナイツブリッジ・インターナショナル)
職人さんが手作業で仕上げたダブルフェイスで、「ストールをまとうような軽さ」が売りなんだそうです。確かに軽い…。そして裏面のチェック柄も上品で素敵です。

着ながら、「こういうことだよね、こういうことだよね」となんどもつぶやく私…(怪しい)。嗚呼、こういうコートを着る先輩にいつかなりたいなあ(いつなるんだ!)としみじみ思ってしまいました。

  • 丁寧に縫いつけられた裏側のポケットとオールド イングランドのタグも品の良さと高級感をさりげなく、でも雄弁に語っております(笑)。
  • 分かって頂けますでしょうか。この上質な素材感。ボタンはすべて水牛です。
  • ボタンを閉じるとこんな感じになります。うう、欲しい…。

いやーーーーーー、困った(笑)。もちろん即決はできませんでした。が、着た感じのあの優しく包まれる感じを心と体が覚えていて、嗚呼、あれはいいコートだった!といまだに叫んでいます(汗)。 でも本当に素敵なものに出会うと嬉しいものですね。ハッと気分が上がるというか、頬が高潮するというか。これがファッションの仕事をしていて楽しいことの一つなのは、間違いありません♡

川良 咲子

ミモレでは主にファッションを担当。身長157cm 。コスパ服も大好きですが、薀蓄が琴線に触れると割とあっけなく買ってしまう傾向があり、家計の将来を考えて自問自答を繰り返す毎日です(笑)。

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