2016.11.14

逆境を超えていく者へ 9
イメージの力

イメージの力

 

秋に名残る、終わりゆく紫陽花。まだあるとは…
先日行きました箱根にて。

仲良しのAちゃんが一週間以上休んでしまっている。

小学1年の次女は「Aちゃんが来ないなら学校に行かない」とすね始めた。まずい。たしかに、その気持ちもわかる。けれど、Aちゃんのことと、学校のこととは、またちがうことでもある。
 

こうした子供のことを通じてとても勉強になっている。
ある問題が起きると、それが別のこととして切り離しにくく、ひとつになってこんがらがるということ。これって大人になってもあること。

冷静に考えれば、切り離していいところを、引きずってしまったり。人間関係で嫌なことがあると、仕事に影響してしまったり。

ヒトが持つクセというか、思考パターンというのだろうか。
子どもを通して、自分事においても改善したいと思わされる。


Aちゃんのことは、なんどりと話し合いながら、ほぐして学校に行く。Aちゃんだってお熱などで来たくても学校に来られないのだ。
Aちゃんがお休みの間に、新たな通学ルートに慣れていくのもいいタイミングだったように思う。


朝の通学と体調も次第に落ち着いてきていた。しかしまだ波がある。週明けと週の中盤があやうい。大人でもその気持ちわからないでもない……休み明けは行きたくないし、、半ばは疲れが出るし……(^^;)
 

あまりにぐずられると、こちらも気持ちがしんどくなることがあった。
学校を辞めさせてしまおうか。これまでの育児はどうだったのだろう。そもそも、学校に行く、行かせることって…… 多くのことがぐるぐるとよぎる。
 

そんなときは周りの方に本当にお世話になった。子供の祖父母が過去の経験談を教えてくれたり、明るく笑い飛ばしてくれたり。話を聞いてくれる親友がいたり…

そしてもちろん、家族や学校の先生、そして小さいころからの小児科の先生も丁寧に心がけて下さり……感謝。感謝である。

 

またそうした頃、子どもがぐずって立ちすくんでしまうようなとき、スムーズに学校に行って校門をくぐっていく様子をこちら(親・大人)のほうがイメージするように心がけた。そうすると不思議と声のかけ方も変わっている自分に気づいたからである。

ぐずられたときに、そのことばかりに集中してしまうと、「なんでそうなっちゃうの?!」とイライラし、自分自身もそこに執着してしまう。立ち止まってしまう。

けれど、そのことより先を見ていると、「そっか。まあ、行ってみましょうよ。今日は好きな〇〇の授業もあっていいな。気持ちよくいくと気分がいいし」と変わる。実際、イメージを持った日のほうが、不思議とうまくいくことが多かった。

 

以前、車の教習所の教官から、

「近くばっかり見て運転してると、フラフラしたり不安になるの。だから先を見て、先を! 行く方向をちゃんと見てればうまくいくから」

と言われたことば。

まさしくそれ。車だけじゃない。すべてにおいて、そう。(時に立ち止まって、ていねいな時間を持つことも大切ですけどね。)

 

その後、Aちゃんは入院を経て、2週間後に学校にやってきた。
久々の再会。おかげさまでうちの子も 少しずつ落ち着きを取り戻し、安定してきている。
 

つづく