自宅も着こなしも。
トープ、ベージュ、グレー♥
今朝、服を選び、コートを羽織って。いつものパールのピアスで仕上げて、出かけようとしたときに気付きました。
「私の今日の服、リビングの色とおんなじだ~」
そうなんです。グレーとベージュの中間ようなトープ色と、淡いグレー、そしてオートミールのような乾いたベージュ。バニラ色。なんだか落ち着きます。この地味な色。
ワードローブには、最近でこそ黒が参加していますが、インテリアでは皆無。「締め色」は、ファッションも部屋の中もヴィンテージグレー。こんな影の存在があるからこそ、明るい色が際立つのです。
30代。自分のスタイルが、はっきりと確立していなかったあの頃は、インテリアも「見えません」でした。何が好きなのか、何が落ち着くのか。けれど、それも、不思議ですね。おしゃれが段々と確かになると同時に、部屋の中のイメージもクリアになってきたのです。38歳から42歳までの、第一次「おしゃれ更年期」を超えたときの、新しい景色でした。
今日のスタイリングは。先日のイベントで、お客様にご紹介し、その色の繊細さに感動して買った、オートミール色のチェスターコート。薄くストライプが入っているので、少しマニッシュな印象。
インナーはトープ色のカシミヤニット。ボトムスはシャンブレー色のデニム。襟元が少し寒かったので、オールドイングランドとJosha Ellisとのダブルネームのストール。コートの外で、ストールの端がひらひらと泳ぐ巻き方があまり好きではないので、小さくミラの巻きして、襟元に押し込みました。やり方は、動画をどうぞ♥
色を、素材を繊細に重ねていく――このやり方、ヴァンテーヌでたくさん学んだ気がします。シルバーヘアになって、全身で黒がもっと少なくなったら、違うイメージで着こなせるだろうな! 楽しみ。
コート/アンタイトル
ニット/デザインワークス
デニム/リーバイス
ストール/オールドイングランド
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