ベランダに咲いた冬のバラ。凛とした佇まいは、この季節だからでしょうか? 摘んでしまうのはしのびなく、そのまま鉢植えで楽しんでいます。朝の光の中で、輝く一瞬を写真で切り取りました。

自分の部屋を客観的に見ることーーそのために必要なのは写真です。片付けのときは、ビフォーの写真を撮っておきましょう。アフターの写真との差は写真で見ると歴然!次の片付けのモチベーションになりますよ。そして、それ以上に私がおすすめしたいのは、1日ひとつでもいいので、暮らしの中に「小さな美」を見つけて写真を撮ること。私の場合は、朝のカーテンに写った葉影だったり、お茶を入れるときのトレイの上の景色だったり、小さな瓶に挿したハーブのひと枝だったり。もちろん料理でも、本でも、花でも。写真を撮ることは、日常に目を向け美しさを見い出す手段。そんな「小さな美」の積み重ねが、美しい空間になっていくのだと思います。

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『心地よく暮らす――インテリアの小さなアイデア109』


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