イタリアの食卓で何度も出会ったのが、この紙袋に入ったパン! レストランでは閉じた袋のままテーブルに持ってきて、袋の口をくるくると丸めてそのまま「器」に。袋の色は白かったり、茶色だったりといろいろですが、特別なものではなく、買い物をすると入れてくれる普通の紙袋。それがどうしてか、おしゃれに見えるのですよね。たぶん、特別なものじゃないからいいのだと思います。シンプルで素朴、口を丸めることで器として自立する。最初は、適当な器がなくて始めたのかもしれません。ただ、日本ではこの「普通の紙袋」、あまりないのがつらいところ。紙袋を見つけたら、あなたもやってみませんか?