ミモレ公式instgramにてご存知の方も多いかと思いますが、先週末、私、大森とバタやんは、青森県の三沢市にある『星野リゾート 青森屋』にお邪魔してきました! それはなぜか……雪深き2月いっぱい日曜日限定で運行されているという『酒のあで雪見列車』に乗ってみたかったから! 編集部イチの酒豪・バタやんの「大森先輩、行きましょう!」という言葉に背中をおされ、私たちは空路にて三沢空港へ。

1泊2日で遊び倒した青森珍道中の一部をお届けします!
 

「酒のあで雪見列車」で日本酒&おつまみ三昧
「酒のあで」とは、「酒のあて=酒のつまみ」を意味する青森弁。雪原風景や荒波が打ち付ける陸奥湾などの雪国ならではの景色を楽しみながら、名産珍味の「あで」を堪能できてしまうのが、今回の旅の目的である「酒のあで雪見列車」。青森の地酒3種とともに、停車駅では9種のあでが次々と席に運ばれてきます。途中、生演奏の祭り囃子も! ※ひとり¥8640、往復列車運賃込み。宿泊者でなくても乗車可能。

  • 宿でオリジナルの硬券切符(鉄道おたくの方には垂唾の逸品なはず!)を渡されます。雪ん子さんに検札してもらい、バスに乗り込み、いざ、三沢駅へ!
  • 電光掲示板にも、「酒のあで」の表示が。特別ダイヤで運行する臨時列車なので、景色の良い場所では平常運行よりも速度を落として走行するサービスも♡
  • いざ、列車に乗り込むバタやん。「大森先輩が飲めない分は、私が飲みます!」とはたのもしい。さすが、ミモレ編集部の小さな巨人!
  • 次々と運ばれてくる「あで」。北寄貝やなまこ、ほたてなど近くの海で獲れた海産物を使ったおつまみが次々と。お酒が進まないわけがない!
  • 青森各地のお囃子の演奏が。列車に乗っているお客さん全員で陽気に手拍子。全員がほろ酔いのせいか、その場の半端ない一体感にテンション急上昇(笑)。
  • 青森のエリア違いの銘酒(男山、じょっぱり、関乃井)が運ばれてきます。飲みきれない分は、もちろんお持ち帰り可能です!


「ストーブ馬車」で公園を一周
私たちが次に挑戦したアクティビティは、薪ストーブを搭載した馬車! 青森屋に隣接する風光明媚な公園の池の周りを一周します。乗車した日は飛行機が欠航になるほどの(苦笑)雪が降りましたが、その結果、とても幻想的なムードに包まれました。 ※大人ひとり¥1200

  • 雪ん子さんがアイスの差し入れ。「アイス?」とビックリすることなかれ。薪ストーブで馬車の中はポッカポカなのです。
  • こちら南部せんべいに挟まれたアイス。南部せんべい好きなため、このアイディアはすぐいただこう思いました(笑)。
  • 薪ストーブの上でするめ(スルメイカの水揚量は青森が一番なのだそう)を炙ってくれます。するめのいい香りが車内に充満!
  • 馬車から顔を出しているのがバタやん。窓を開けても、全然寒さは感じません! ちなみにこの絵を撮るため、私、吹雪の中を何回もダッシュしました(笑)。
  • 車内はゆったり。温かい牛蒡茶(牛蒡の生産高も青森が一番だそう!)をいただきながら、のんびりとした時間も楽しめます。
  • 身を乗り出して、雪が積もる池やそのまわりに点在する古民家の写真撮影に没頭するバタやん。それにしても「絶景かな、絶景かな!」。


「みちのく祭りや」で、ねぶた祭りを体験
夕食は、青森ねぶた、弘前ねぶた、八戸三社大祭、五所川原立佞武多という青森を代表する4大祭りや、津軽三味線、南部民謡を1年中楽しめるショーレストラン「みちのく祭りや」にて。お酒も進んだほろ酔いの食事後、始まったステージの迫力、臨場感にビックリ! いきおいにのってバタやん、思わず跳人(はねと)に挑戦(笑)! 

  • 青森ねぶたで使われる本格的の2台の山車が会場を所狭しと練り歩きます。
  • 花笠をかぶって、バタやん跳人に挑戦(詳しくは動画でご覧ください笑)!
  • 酔いも手伝い、山車の動画を撮りまくる私……夏には、本物のねぶたも見たい!


「バタやんが行く! 青森屋編」動画はコチラ

バタやんの「跳人」の他、「雪ん子」コスプレもご覧いただけます(笑)。

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今回紹介した他にもたくさんのアクティビティが用意されている青森屋。この他にも、夕食後には乾物BARで日本酒を楽しんだり(どんだけ飲むんだ!)、古民家で朝ごはんをいただいたり……楽しい体験をたくさんしました。小さいお子様がいるご家族はもちろん、カップル、女友達など、誰ときても使い方次第でいろいろな楽しみ方ができるところが魅力だな、と。四季折々のアクティビティも用意されているので、違う季節にまた訪れたいと思いました!
 

星野リゾート 青森屋
一日中いても飽きないアクティビティが用意されている青森屋ですが、とりわけ、私、大森が気に入ったのは源泉かけ流しの露天風呂「浮湯」。池の中に配置され、水に浮かんでいるような不思議な感覚が味わえます。冬の夜には、睡魔を払い、穢れを落とすという願いがこめられた「ねぶし流し灯篭」が池に浮かべられ、さらに笛の生演奏も! 

【DATA】
住所)青森県三沢市古間木山56  tel. 0570-073-022

料金)1泊¥15500~(2名利用1室・1名様料金・2食付き)

 
撮影・取材・文/大森葉子、川端里恵(編集部)