私、本日、43歳の誕生日を迎えました。

長年、誕生日はさりげなくやり過ごしたいと思ってきた私が、なぜに突然、自白してしまうのか(それも、まさかの世界へ発信!)……それは、フライングでもらった友人からのプレゼントにあまりにも感動してしまったから! そして、皆様も誕生日プレゼント選びにお困りの際、役に立つと思い、共有させていただければ、と。

ラッピングを開いた中に佇んでいたのは……

究極の誕生日プレゼント、みつけた!  by大森葉子_img0

『暮しの手帖』! 

ドラマ『とと姉ちゃん』は途中離脱してしまいましたが、1990年代には定期購読していたくらい『暮しの手帖』が大好きでした。

でも、なぜ、そこまで私は嬉しかったのでしょう?

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寄ってみました。どうでしょう? もう、お分かりでしょうか?

 こちら、私が生まれた年・月の『暮しの手帖』だったのであります!バックナンバーをパラパラと図書館で眺めたことはありましたが、この号はこれまで見たことがありませんでした。

ページをめくると、私が生まれた年に何が起こっていたのか、流行っていたのかがよく分かる記事が満載! とりわけ、オイルショック渦中の洗濯洗剤の記事と編集後記が印象的で、社会科の教科書の中だけで感じてきた世界がグンとリアルに。ページをめくる度に、自分が生きてきたこれまでの42年間をかみしめないわけにはいかないのでありました。

私はそこが和食屋さんのカウンターであることも忘れ、興奮し、なぜか立ち上がり、そのまま読みふけること数分(いわゆる立ち読み…?)。そんな私を見かねた友人が「とにかく座って(苦笑)」の言葉に続け、「お母さんと読むとさらにおもしろいよ」と。そこで私は聖子ちゃんのビビビ婚ばりに電気が走りました(←大袈裟)。

私にとって、誕生日は自分の生誕を祝う気分より、どちらかというと生きてきた年月の長さと過ぎ行く時間の早さをかみしめつつ、親に対し「こんな歳になるまで私を温かく放っておいてくれてありがとう」と思いながら、しみじみとした気分に浸りたい日なのです。けれど、その感謝の気持ちを照れもなく上手に親に伝えられるほどの器ではないので、「これは良いコミュニケーションツールをいただいた!」と思った次第

街の古書店やネット書店にはバックナンバーが揃っている店舗があるそうです。ワインや新聞など生年月日にこだわったプレゼントは他にもありますが、それとは一味違う価値がある気がしています。誕生日プレゼント選びに困った時のご参考までに(若い方へのプレゼントには向かないかも……ですが笑)。

私は、積極的にこのアイディアを真似していきたいと思います(友人許可済)!

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大森葉子

美容担当歴20年の私が、個人的に溺愛している美容アイテムを中心に紹介していきたいと思います! 流行りものに目がないタイプではなく、自分が納得できるものにしか興味が湧かないタイプであります……苦笑。  

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