フリーエディター有田麻奈美 「日々丸かじり」

2017.3.4

自分を見つめ直す2泊3日。
『星のや軽井沢』の“森林養生”へ

アライアのスーツが入った20代のイケイケ期もありましたが、人生の大半を“ぽっちゃり”で生きてきた私は、『35歳からの「もう太らない自分」の作り方』の著者、山本未奈子さんにも負けないほどの筋金入りダイエッターであり、超リバウンダー。

最近は見ため以上に“血管”や“成人病”といった健康面が気になるばかりのアラフィフ――。定期的に整体や筋膜はがしのエステに通っているし、食事も気にはしていますが、基本は美味しいものやレアものが大好きな食いしん坊。痩せては戻るを繰り返し、じわじわ、ムクムクと大きくなっていくばかりでした。

勝手な思い込みやこれまでの習慣を
がらっと変えないと、さすがにまずい……。

2年前はゆるゆるのスキー用パンツのファスナーが上がらなかった、ある冬の日、“10年後のキレイを目指す旅”のフレーズに惹かれ、2泊3日のスパプログラム星のや軽井沢 森林養生・冬』に向かうことにしたのです。

筋肉・食事・温泉・美容の4軸で構成されたプログラムは、“3日間のスパトリートメントと温泉ボディワーク”にとどまらず、森林乗馬やウォーキングといったワクワクなアクティビティ、食事もすべてアレンジ済み。まさに行くだけでOK! の超楽ちんプランなのです。

旅先ではいつもハッスル、あれこれ詰め込んでオーバーヒートしがちな私にとって、きちんとスケジュールが組まれた滞在型スパプログラムなら、流れに身を任せつつ、旅の目的である“きちんとリラックス”“自分フォーカス”ができそう♪

じつは晴天率がかなり高い「冬の軽井沢」。外気は氷点下でしたが、陽が射すと春のようでした。テラスに出て深呼吸、好きな音楽をかけての朝風呂を満喫。部屋の入浴剤は日替わりで“大根”や“生姜”のバスソルトが用意されていました。


まずは「星のや軽井沢 森林養生・冬」のスケジュールをざっくりご紹介しますね(春プランは内容が変わるかもしれません)。アーリーチェックインでスタートし、最終日はチェックアウト後もトリートメントやコンサルテーションがあるので、実質“丸3日”かけての贅沢さでした。
 

<1日目>
13:00 コンサルテーション&測定
14:00 美齢ストレッチ・温泉ボディワーク

15:00 チェックイン
15:30 集落ウォーキング&歩き方チェック@星野エリア
――― フリータイム 
18:00 美齢指圧@スパ
19:30 「山の懐石」@日本料理 嘉助


<2日目>
07:00 「山の朝食」@日本料理 嘉助
08:30 森林乗馬
12:00 ランチ@日本料理 嘉助
13:30 美齢ストレッチ・温泉ボディワーク

――― フリータイム    
17:00 美齢指圧@スパ
19:00 フレンチ@ブレストンコート ユカワタン


<3日目>
07:20 ホットスムージー@お部屋
07:40 集落ウォーキング@星野エリアと散策路
09:00 温泉ボディワーク

10:30 ブランチ@お部屋

12:00 チェックアウト
12:30 美齢指圧・オイルトリートメント@スパ
15:00 アフターコンサルテーション&測定

16:00 帰宅の途へ


すごい充実ぶりでしょ? 赤字がフィジカル系プログラム、ブルーはメンテナンス系プログラム。これを自分で組み立てるとしたら、かなり大変です。

さて、初日のコンサルテーション時にまず指摘されたのが、「背の高さ(173cm)を感じさせないくらい、縮こまって見える」、「肩が前に回り込んで(開いていない)、呼吸も浅くなりがち」という2点でした。これは自分でも常に気になっていたけれど、なかなか改善できなかったポイント。まさに図星★です。


『星のや軽井沢』専属の指圧鍼灸師を中心に各スタッフが連携し、温泉施設ならではの各種ワークを通じて、本来あるべきキレイな姿勢や歩き方に導いてくれます。

とは言え、ここは『星のや軽井沢』なので、ブートキャンプ的な厳しさはなく、ラグジュアリーな空間で個々の悩みに合わせたワークをアレンジしてくれました。

私は仕事疲れでかなりヨボヨボしていたので、(きっと高級老人ホームってこんな感じかしら???)と思うほど、スタッフのみなさんのやさしさが半端なかったですw


フィジカル系プログラムで印象的だったのは、1日めの温泉ボディワーク(3日間ありますが、すべて内容は違います)。棒状の浮きを2本使って温泉に浮かびながら、水圧をかけて身体を動かしてもらうことで、あっという間にダラリと弛緩。パンパンになっていた首&肩から力が抜けて、肩が落ち、首が伸びたような感覚すら覚えたほどです。冷たいレモンウォーターや冷たいおしぼりなどのフォローも完璧で、のぼせることなく、楽しい時間はあっという間に終了。ずっとプカプカしていたいほど、気持ちよかったな。

お見苦しい私の水着姿は、ご勘如くださいませw さて、モダンでおしゃれな「メディテイションバス」を貸し切って行う“温泉ボディワーク”。源泉かけ流しのバスで温めながらのワークは効果絶大。水着は持参でもいいし、借りることもできます。ここのドライヤーも部屋と同じ高級ドライヤー“ヘアビューザー”(笑) 


2日目の森林乗馬は、今回いちばん楽しみにしていたアクティビティ。賢いロッキー君になめられつつも順調に歩み出し、リスが元気に走り回る早朝の森林をゆっくりと散歩します。「背筋がそりすぎています!」「足はもっと前に、内股をしめてください」と指摘を受けながら、日常は忘れがちな体幹と問題の反り腰をしっかり意識。ひと昔前に流行った“乗馬フィットネス機器 ジョーバ”を思い出しましたよ。実家に残っているかしら? 

馬にとっては慣れたルートらしく、ロッキー君は人間が木にぶつからないよう、道を選んで歩きます。操っているようで、すっかり乗せていただいている私。浅間山の麓は遮るものが少なく、朝の空がひときわ大きく感じられました。
すべり落ちやすいので、シャカパンから自前のデニムに着替え、鞍をはずした裸馬に再び乗ります。直に乗るなんて初めてのこと。ロッキー君の背骨に私のお尻がゴリゴリあたりますが、馬は痛くも痒くもないそう。止まっている馬の上でストレッチも行いました。スーパースローでぐるりと回転したり、寝転んだりの馬上ストレッチはまさに新感覚! そして、馬はこたつみたいにポカポカでした。


嗚呼、またしても長文すみません。
次回、『星のや軽井沢 森林養生』での美食の日々、食事編に続きます。


【星のや軽井沢】
http://hoshinoya.com/