働き方として会社に所属するのではなく、個人でビジネスを始める、いわゆる起業家が多いアメリカ。そんな背景もあり、ベンチャー企業やフリーランサーのワーキングスペースを提供するシェアオフィス事業がとても盛んです。そんな事業の先駆け的な存在である、ニューヨーク発の企業 ”WeWork”がいよいよ日本に上陸か?と騒がれています。同社は、全世界47都市、約200カ所にてシェアオフィスを展開し、北米はもちろん、南米、ヨーロッパ、オーストラリアでも話題になっています。アジアでは中国、香港、韓国へは進出済みなのですが、残念ながら日本へはまだローンチをしていません。先進国のなかでも起業率の低い日本への進出が最後になったのも、私たちの国の文化的背景を考えれば仕方がないことなのでしょうか。
そんなニュースを聞いたときに、これから起業しようする友人が ”WeWork”でオフィスを借りることを検討中と聞いたので、私も一緒に見学へ行ってみました。

ミッドタウンにあるWeWork。ニューヨークだけでも38カ所もあるそうです
いつでも使用可能なキッチン。フリードリンクを楽しめます

エントランスを抜けると、そこには広々としたワーキングスペースが広がっており、フロアーごとに異なるというモダンなインテリアデザインが施されています。オープンスペースにある専用デスクを使う人も入れば、1〜7,8人用まで対応している様々なサイズのプライベートオフィスを契約する人もいるようですが、プライベートオフィスはなんと数ヶ月の空室待ちとのこと。 ”WeWork”人気、恐るべしです。

カフェテリアではゲームで気分転換も!
ガラス張りのプライベートオフィス。閉塞感を感じさせません

また各階に設置されているカフェテリアでは、人々が思い思いに時間を過ごしており、フリーのコーヒーを一日中楽しめ、夕方以降はビールまで飲めてしまうとか!ユーザー企業のプロモーションイベントもしばしば行われ、ネットワーキングの場となっているようでした。最近ではベンチャー企業のみならず、マイクロソフトなどの大企業も“WeWork”を利用しているようで、ビジネス規模に関わらず、オフィス環境が変わりつつあることが分かります。

ソーホーにあるWeWork。ロケーションごとにデザインコンセプトが異なります
オープンワークスペースに貼られた、リクエストが書かれたポストイット。ユーザー同士で仕事の情報交換をしているようです
 
 

ユーザー企業のプロモーションイベント。ボルダリングコーナーまでありました!

”WeWork”の理念は「To Create a world where people work to make a life, not just a living」(生活のためだけではなく、人生を紡ぐために人々が働く場所を創造すること)とのこと。物質的なものだけでなく、同じ空間で、分かち合える価値を持つ人同士がコミュニケーションをとれるという魅力がこの会社の強さなんだなーと実感しました。
日本にも早く進出してほしいですね!

WeWork
https://www.wework.com