包装紙もご縁も。
「結ぶということ」

「ご縁」ってあるなあ、と思います。生きていても出会えない人がほとんどで、自分の人生で「出会える人」はほんのわずか。さまざまなタイミングや偶然や幸運が重なって「出会える」のだと思いますが、今日は、そんな日でした。中井美穂さん。ヴァンテーヌの読者でいらした中井さん、実は私が新人時代、ヴァンテーヌ主宰の浴衣のイベントで、ご挨拶させて頂いたことはあったのですが。大人になってから(笑)お会いするのは、もちろん初めて。またどんな形で世に出るかは告知させて頂きますが、ファッションのこと、たくさんお話しさせて頂きました。

気さくで明るくて、いつまでも可愛らしい――のは、テレビで拝見するのとまんま同じなのですが、なかなかブラウン管越しには見えない(きっとご本人の知性がそうさせている)、ナチュラルな艶っぽさが、とっても素敵でした。ああ、このご縁をありがとうございました。

そうそう。週末京都に行ってきました。前後に予定があったりして、宿泊は叶わなかったのですが、ここでもご縁をたくさんいただきました。そういえば、ご縁が叶うことを「結ぶ」と表現しますが、「結ぶ」ということは、人と人、人とものをつなぐ、とっても美しい行為。例えば、京都のお客様に頂いた、きれいな包装紙とリボン。この色合わせ、紙とリボンの質感の組み合わせ。柄行き。あまりに印象的で、思わず「わあ」と小さく叫んでしまったほど。

あとは、ジュエリーボックスには必ずリボンがかけられていますが。これも、「ご縁を結ぶ」ということから、だそう。青木良文さんから教わりました。「大切な人への大切なギフトは、必ずリボンをかけてくださいね」と。ここ数日で、私と人、ものとの間にたくさんのリボンが結ばれました。なんか、嬉しい月曜日です。

大草 直子

  • ピンクのリボンがあまりに可愛くて。今日はピンクのパンツをピックアップ(笑)。
  • ターコイズブルーにサンゴ色のリボン。中に入っていたのは、ターコイズとパールの組み合わせ♡
 
CREDIT :

ニット/ATON
パンツ/ドゥロワー
パンプス/フェンディ