©UNHCR/Bathoul Ahmed

この女性は誰だと思いますか?

シリアから、イラクのエルビル県にあるキャンプに逃れて来た18歳の難民、エイミーです。意に反して祖国を離れざるを得ない状況になった時には、ちょうど薬学の学位を取るための勉強を始めるところだったそうです。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の職員が話しかけた際、エイミーは、難民キャンプで開かれる国際女性の日(3月8日)の祝賀イベントの実行委員の一人として、忙しく立ち働いていて、こう話したそうです。「女性の日は、とても重要なのです。私たちのコミュニティの女性の多くは、自分の権利について知りませんから。」

シリア内戦は今月、5年目に入りました。UNHCRによると、390万人以上のシリア人が、トルコ、レバノン、ヨルダン、イラク、エジプトといった周辺国へ難民として逃れていて、うち約51%が女性だそうです。

3月31日には、クウェートで第3回シリア人道支援会合が開かれ、国連がシリア国内及び周辺国で支援活動を行うために必要な資金の要請に対し、国際社会が援助額を表明します。日本からも、中山外務副大臣が出席する予定です。

エイミーのように聡明な難民の若者たちが、早く勉強を再開できるようになって欲しいと思います。

(彼女のような難民について、もう少し知りたい方は、国連UNHCR協会のホームページもご覧下さい。)