2017.8.1

夏の土用~すぐできる夏バテの身体と心に効く4つのリフレッシュ

 

土用とは、四季と四季の変わり目の18日間のこと。今年の夏は、7月19日に始まり、8月6日までが土用にあたります。

土用の時期は、体調を整え、無理をしないでできるだけゆっくり過ごし、前の季節の穢れや疲れを祓って来るべき季節に備える――日本古来の先人の知恵といえます。

なかでも夏の土用はとても大切な時期。暑さ極まる大暑の頃、梅雨明けし、いよいよ本格な猛暑を迎えるこの時期は「裏鬼門」、つまり1年のうちでもっとも気が乱れるとき、とも言われてきました。

しかも最近の日本は、ほとんど亜熱帯。植木屋さんで、ベトナムやシンガポールでよく見かけた紫の花の咲く木、ジャカランダが売られているのを目にし、もう本当に気候が変わってしまったのだと納得しました。

土用が明けるのは8月7日の立秋ですが、むしろそれからが暑さや疲れとの戦い。誰よりも暑さと湿気に弱いわたしが、夏バテ気味の暮らしをリフレッシュし、乗り切るための小さなアイディアをお伝えします。

1 飲み物の数が休息の数

最近はまっている粉末緑茶。茶葉をそのまま粉末にしたものなので、カテキンが丸ごと取れるそう。若々しい血管キープにはカテキンが欠かせない、と取り入れています。葉をそのまま飲むので、無農薬のものを選び、これは屋久島の農園のもの。抹茶よりあっさりしていて飲みやすいですが、カフェインもあるので飲みすぎないようにしています。

今年の梅雨時、冷房の効いた室内にいたのに熱中症のような症状が出て、水分は喉が渇く前に飲むべき、ということを痛感しました。

上の粉末緑茶以外に、飲むスタミナ源の甘酒、麦茶、梅シロップ、果実酢、ハーブコーディアル、そして先週お伝えしたインドのコリアンダー水やニンブーパニなども揃えてあります。

朝一番に身体に入れるのは温かい白湯。朝食前にひと仕事するので、終わるころにスパイスティーを。夜、眠る直前にもスパイスティーを飲み、身体の中から温めます。

わたしにとって飲み物の種類は、その数だけ、休息の回数。机から離れて身体を伸ばし、一息つく。まめに憩うことが、夏は本当に大切だと実感しています。

2 夕食をカフェ飯風にしてみた

今夜はオムサンド。それに桃とミントのサラダや白ワインに漬け込んだマスカットなど、栄養価やバランスにあまりとらわれず食べたいものだけで揃える楽園テーブルを週に何回か。

ある日、夕食をサンドイッチにしたら、なんだかとても解放感が。

育った家も含めて、長年の習慣で、夜はちゃんと一汁三菜、栄養バランスも常に忘れず、という縛りが自分のなかに強固にあったのだなあ、と気がつきました。

夜をカフェ飯風にすると量が少なくても楽しく食べられます。この時期、昼をメインにし、夜は少なめにすると、疲れている胃腸にも負担がかかりにくいのです。

サンドイッチやスープ、半人前ほどの小ぶりなオムライスなどを食べたり、市販のラーメンにパクチーやミント、レモンを加えて屋台風麺を作ったり、好きなデザートをいろいろ揃え、飲み物も何種類か飲み、だらだらと過ごします。

あ、これってベトナムの暮らし方だなあ、と気がつきました。

だらだらする――亜熱帯となった今、日本人が身につけなければならない過ごし方の極意はもしかしたらこれ、なのかもしれませんね。

働き方、暮らし方、物の価値観、すべて亜熱帯方式に替えていったら、もう少しラクな国になるかしら。バイクの上でお昼寝できるくらいの、ね。

3 好きな道具で家事テンションUP!

青竹で編まれた茶碗籠に、手刺しの花布巾をかけて。洗い物を済ませ、食器も拭いて片づけた台所に、これだけがあると、その手仕事のエネルギーに励まされ、明日も頑張ろう、という気持ちになります。

暑いし疲れているし、もう台所へは立ちたくない、と思う夏。

そんなとき、青竹の清々しさと、目にも麗しい針目の道具を出してみました。

ふだん、この秋田の花布巾は畳んで引き出しにしまってあり、ときどき取り出して眺めては、ひとりニヤニヤ。

茶碗籠も、時々しか使わずに飾ってあるのですが、夏こそ出動の時!

いつか使おう、お客様の時に…としまってあるお宝は、食器でも道具でも、この夏バテ時期にこそ投入して目や手で楽みたいもの。綺麗のパワーを借りてリフレッシュです。

4 髪も部屋もいい香り

トータル美容アドバイザーの水井真理子さんから教えてもらったAMATAのアロマオイル「ビロード」のカウントダウン。ペパーミントベースのブレンドが、今まで嗅いだことのない品と爽やかさです。アロマオイルは肌や髪に直接つけられないのがふつうだけれど、これは髪の専門家が作ったものだけに、髪にも使えて嬉しいかぎり。水井真理子さんのインスタは、美容から食まで、信頼できる元気の出るものをいつも紹介していて、要チェックです。

爽やかな香りと言えばペパーミント。でも、今までこれは、と言える香りやブレンドに出会ったことがありませんでした。

あまりにもポピュラーで、化学物質にもありすぎる香りだからでしょうか。

このAMATAのカウントダウンは8種類の精油をブレンドしたもので、地肌になじませたり、乾いた髪の表面にそっとなでるように掌でつけると、とてもよい香りに包まれます。

もちろん部屋に香らせることもできるし、わたしは籠やトートバッグに入れて持ち歩いています。

リフレッシュできる香りを持つこと、それが夏を生き延びる武器になる、そんな気がしています。