2015.4.3

伝統、文化と芸能と〜きものを着る

本日から毎週金曜日は(←かなり勝手な感じがします…)男性舞踊家の先生方を紹介させていただきます。”日本舞踊とはこうですよ~、ああですよ~”ではなく、日本の伝統に携わるプロフェッショナルからsomething specialを聞き出してみようと企画しています。

お稽古の風景を撮らせていただきました!

第一回目は花柳寿楽(はなやぎじゅらく)先生です。(プロフィールはこちら

テーマ「きものを着る〜kimono:mi-mollet:debut」

お稽古場でお話を伺いました。額は約70年前に吉田茂首相より寿楽先生のおじい様おばあ様(先代花柳壽楽師夫妻)に贈られたという書。素晴らしい「天女舞」の文字に見入ってしまいました…

関;私たちの年代で、これからきもので出かけてみたいと思ってる人、結構多いんです。でもやっぱり敷居が高いと言いますか…難しいんですよね。

寿楽;きものでご主人やパートナー、お友達とどんどん出かけて欲しいですよね。

関;でも、着慣れていないとなかなか…。動きもぎこちなくなっちゃいますし。

寿楽;それは言えますよね、確かに日本舞踊などのお稽古の時だけ着ていてもなかなか身につかないです。とにかく着る機会を増やすのが一番!

関;着る機会!なんとなく恥ずかしくて勇気がいります

寿楽;僕が思うのは、浴衣でもきものでも、和の装いで出かけられる場所が少しでも多くあればいいなぁと。花火大会…初詣とか。七五三のあと結婚式であとは…みたいな感じで、男性ってほとんどきものの機会がないじゃない?あ!男のきものの話もしたいね。これ基ちゃんに話してもらおうか!

関;では「男性のきもの」のお話は基先生にお願いすることにしましょう!(次回をお楽しみに♪)

寿楽;本題、やっぱり「習うより慣れろ」だと思うんだよね。ほら、新入社員でも最初はスーツ姿がぎこちなかったりするじゃない?でもそのうち違和感なくしっくり馴染んでくる…きものも同じだと思うんです。そしてただ着るだけじゃなくたとえば車の乗り降りをしてみると、お尻からシートに滑りこまないと座りづらいなぁとか、食事中に手を差し出すとき袂を押さえないとスープに入っちゃうとか、きものを着て実際に行動してみることが一番の近道なんだと思います。

関;なるほど!機会を増やすことが一番のお稽古!

寿楽;そうそう。でも最初からきものだと難しいし面倒なことも多いから、まずは浴衣から始めるのが良いかも。浴衣ならこれからデパートにもたくさん並ぶので、好みの色柄を気軽に選べて良いと思います。仲間で浴衣を着てバーベキューパーティとか良いよね。

関;夏のテラスで納涼バーベキュー!素敵ですね。そして浴衣で和装の動きに慣れてきたら今度は外出してみましょう、と。

寿楽;歌舞伎でもミュージカルでもきものを着て遊びに行く機会を積極的に作って欲しいですね。もちろんデートでも着て欲しい。僕は「きものをおそれずに着てください!」と思っています。

寿楽先生の私服姿!枝垂れ桜に笑顔が素敵です〜

書ききれないほどたくさんの楽しいお話を伺いました。私も今年の夏は浴衣で過ごす機会を増やそうかなと思いました(私の場合、バーベキューだと色気よりなんとかになってしまいそうですが・笑)

寿楽先生との対談中に急遽決まったテーマ、次回は花柳基先生に「男性のきもの」についてのお話をお伺いします。(続く)