そろそろファンデーションも秋冬に衣替えを考えている方も多いでしょうか。今年はリキッドファンデーションが大豊作! 今年の新製品の中から、仕上がりも化粧もちも、個人的にベストな3本をご紹介します。

ここ数年、肌のトレンドは「ツヤ&ナチュラル」が続いていました。しかし、今年は、しっかりとメイク感がある端正なマット肌仕上げの製品が増えています。これは嬉しい傾向!

ヌラヌラとしたツヤ感は、若い子は可愛いけれど、大人肌にはテカってアブラっぽく見えてしまうことも……。私も”超ナチュラル”なシャバシャバとした質感のリキッドが好きでしたが、去年あたりから、それだと午後にはまるですっぴん(汗)。

“そばかすなんて気にしないわ〜”と歌ってられないの、もうバタやんも! 一日中、そばかすもシミもくすみもカバーしてくれる3品はこちら。

ジョルジオ アルマーニのパワー ファブリック ファンデーションは今年の1月に発売されたハイカバータイプのリキッド。イベントやパーティなど少しドレスアップする日は、これを使っています。朝塗ったら、夕方のイベントでも崩れてません!
ハイカバーだけどとっても軽い! 少量で薄〜く伸びて、ストッキングをはいたみたいな薄膜があらゆるアラをカバーしてくれます。
イヴ・サンローランの「アンクル ド ポー」シリーズの新作も、ハイカバーなのに厚塗り感がないタイプ。肌にピタッとつくので、そばかすの気になるところに麺棒でのせ、コンシーラーのようにも使っています。
こっくりしすぎかなと一瞬思うのですが、体温でとろけるように肌に広がってります。(上の写真はちょっとつけすぎました)。時間が経つとパウダリーファンデのようにサラサラの仕上がりに。
クリニークの「イーブン ベター」シリーズはもともと大好きなのですが、グロウ(=ツヤ肌)タイプが登場。ツヤといっても濡れたようなツヤというよりは、光の反射を生む光沢感。カバー力はしっかりめです。
「均一な肌は美しい」というコンセプト通り、肌の色むらや凸凹をフラットに。クリニークの素晴らしいところは、色のレンジ。日本人向けでも全10色! 私が今つけているのはややピンクよりの70(ペタルベージュ)。一番自分の顔の肌色に近いです。

マット系のリキッドは、色選びがより重要。肌色よりやや白いものを選んでしまうと厚塗り感が出てしまうので、ちょっと暗いぐらいで、お粉で明るさを足すくらいがちょうどいいと思っています。

ファンデ探求はまだまだ続きます……次週は、「カジュアルに仕上げたい日のナチュラル系」3選をご紹介します!

川端 里恵

「with」「VOCE」「FRaU」では主に美容ページを担当。とくに香水とヘアの企画が好きで、香りものとヘアケア&スタイリング剤のつねに新しいものをチェック。白肌&敏感肌タイプのため、ベースメイクとスキンケアはあまり浮気せず保守的。ネクストパートナーを探しています。

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