星さんからの質問
Q.
途中で逃げ出したような過去。人に聞かれるたびに情けないんです

前職を一年で辞め、現在実家の家業を手伝い9年目になります。新卒で入った前職に馴染めず、私的には自分の弱さゆえに辞めてしまったと言う思いが拭いきれずネガティブです。
今の仕事も前職と同じ接客業なのですが、お客さまに前職のことを聞かれたり、何年勤めていたの?と言われるたびに途中で辞めてしまった自分が情けなく思います。
これまで自分が重ねてきた年数や経験、今の仕事を続けていることに対しての自信はあるのですが、途中で逃げたような投げ出したような過去を人に話すときどんなマインドでいればいいのでしょうか?もしよろしければアドバイスを下さい。

mi-mollet編集長 大草直子の回答
A.
私も前の会社を5年未満でやめました

星さん、ご質問ありがとうございます。
人生は、この先そこそこ長く続いていきます。星さんのご年齢がわかりませんが、こんなふうに思うと、私たちの人生もキャリアも、まだまだ完成ではありません。42歳の私も、そう思っています。当然今がゴールではなく、あくまで途中なのです。
私は新卒で出版社に入りましたが、5年足らずで、やめました。自分の中では、「ほかに追求したことがあったから」と思っていますが、もしかしたらそのときは、逃げ出したかったのかもしれませんね。ただし、それでよかったな、と今は思います。
やめるも続けるも、決めるのは自分です。そのことに自信をもちましょう! 仮に自信が持てなくても、星さんが決め、責任を負っている決断に、他の誰かがとやかく言う権利もなければ、そのことを聞く義務もないのです。