圧力鍋やノンフライヤーなど、定番から最新のものまで各メーカーの調理器具や調理家電を試し、数多くの公式レシピ本を手がけてきた村田裕子さん。その彼女が、公私ともに毎日のように使っている調理家電がハンドブレンダーだそうです。

買い求めやすい価格帯の商品が増え、日本でも持っている人が増えてきたハンドブレンダー。でも実際は、離乳食やポタージュ、スムージーくらいしか使い道が思い浮かばず、しまい込んでいる人も多いようです。そこでハンドブレンダーを20年以上使い続け、『毎日使える! ハンドブレンダー』(講談社)の著書もある村田裕子さんに、「そんな便利な使い方があったの?」という画期的な活用術を教えてもらいました。(2回シリーズ)

 

面倒なみじん切りや、べたつく食材の
「刻む」「混ぜる」を任せて調理革命!

育児や新生活をきっかけに、ハンドブレンダーを購入した方も多いのでは? でも、ミキサー代わりに離乳食やスムージーに使うだけでは、ハンドブレンダーを使いこなしているとは言えません。スープやジュースなどの軽食以外に、ポテトサラダやハンバーグ、ギョーザ、ミートソースなど、人気はあるけど意外と手のかかるおかずをパパッと作れる、毎日の食卓で大活躍する調理家電なんです。

野菜をなめらかに裏ごししてポタージュにするのも、大根おろしを作るのも、ハンバーグで野菜を大量にみじん切りするのも、実は大変な労力。でもハンドブレンダーやチョッパーボウルがあれば、魔法のようにそれらの調理がラクチンになります。


混ぜるだけのお手軽ランチから
ワンランク上のごちそうまで

本書に登場するのは、ハンドブレンダーだけでちゃちゃっと作る麺やご飯ものから、チョッパーボウルを使ったワンランク上のおしゃれなごちそうまで、毎日使いたくなるレシピばかりです。ハンドブレンダーをまだ持っていない方も、もてあましていたという方も、ぜひ参考にしてみてください。

■チキンナゲットの作り方

お店のような味が簡単に作れて、添加物もないから安心のおいしさ。
夕食やお弁当、ちょっとしたパーティのおつまみまで大活躍します。

 

 材料(2人分・10個分)
・鶏胸肉(皮と脂を除き2㎝角に切る) 小1枚(250g)
・玉ねぎ(2㎝角に切る) 1/8個
・にんにく(薄切り) 1/3かけ


・パン粉 大さじ4
・粉チーズ、マヨネーズ 各大さじ2
・溶き卵 大さじ1
・顆粒鶏がらスープの素 小さじ1
・塩 小さじ1
・こしょう 少々
・ドライハーブミックス 適宜

[衣]
・溶き卵 1/2個分
・小麦粉 大さじ3
・牛乳 大さじ2

・揚げ油、トマトケチャップ 各適量

 作り方 
① 衣の材料を混ぜ合わせる。
② チョッパーボウルに鶏肉、玉ねぎ、にんにく、Aを入れ、様子を見ながらミンチにする。
③ 2のたねを10 等分し、手に水をつけて小判形に整える。
④ フライパンに深さ2㎝まで揚げ油を入れて中温(170〜 180 度 )に熱し、3に1の衣をつけて並べ入れる。
⑤ フライパンをゆすりながら2 〜 3分揚げ、衣が固まって、側面が色づいてきたら返す。全体がきつね色になるまで2 〜 3分揚げて、トマトケチャップを添える。

村田裕子

出版社でファッション誌の編集者を務めたのち、かねてから目指していた料理の道へ。フリー編集者として料理本を手掛けながら、自らも世界各国で研鑽を積み、料理研究家に。編集者時代に培った読者目線を大切にする姿勢で、雑誌、テレビ、食品会社のレシピ開発と、活躍の場を広げる。管理栄養士としての顔も持ち、ダイエットや健康維持をしながら食を楽しむ提案が得意。また、調理器具や調理家電に精通し、毎日の食事作りを快適に、合理的にするアイディアあふれるレシピにも定評がある。

 

講談社のお料理BOOK
『毎日使える! ハンドブレンダー』


村田裕子著 定価:本体1200円(税別)講談社

毎日ハンドブレンダーを使いたくなるノウハウと簡単レシピがいっぱい!!
ハンドブレンダーを、まだ持っていない方や、使いこなせていない方に必ず役立つ1冊です。


・第2回「手づくりソーセージからおせちまで! 面倒くさい料理こそハンドブレンダーを」はこちら>>

撮影/鈴木泰介 構成・文/石川奈都子(講談社)