皆さま、こんにちは。

「ラテアート」という言葉、聞いたことがありますか?私はメルボルンに来てから、初めて知ったのですが、エスプレッソに注がれたフロスト・ミルク(泡立てたミルク)で描くアートのことを言います。

一説によると、パリよりもカフェの数が多いと言われているメルボルン。コーヒーの味も技術も高く、バリスタは市民から一目置かれる存在です。(彼らがいないと、おいしいコーヒーが飲めませんからね。)

カフェでミルク系(ラテやフラットホワイト)のコーヒーを頼むと、ほぼ、ラテアートをしてくれるので、逆に、ラテアートがないとがっかり・・・

バリスタの技術とアートの美しさを競う「ラテアート世界大会」も毎年、世界各地で開催されいます。その「世界チャンピオン」が、なんとメルボルンにいるのです!しかも、嬉しいことに日本人!

こちらもノブさんの作品。大会の審査の基準は、Aesthetic Beauty(外観の美しさ)、Definition(明確さ)、Color Infusion(色の表現力)、Degree of Difficulty and Creativity(創造性と難易度)、Speed(速さ)で、これらを3分間で競うそう。

「World Latte Art Champion」の2012年、2016年 の2大会で優勝したバリスタ・下山修正さん。(しもやまのぶまさ、以下、ノブさん)

ノブさんが秒速で作るラテアートの動画はこちら(instagram)にのせました。彼が勤務するSUPERRANDOM」は、高級住宅地・ブライトンにあるカフェ。平日は500杯、週末は900杯のコーヒーを出すというから、その人気ぶりがうかがえます。

どんなに忙しい時でも、穏やかで優しい口調のノブさん。ふわっとした雰囲気のその裏には、コーヒーへの秘めたる情熱が溢れています。インスタでも彼の技術が見れます。

日に3度飲みに来る、熱狂的な彼のコーヒーファンもいるそうです。私もノブさんのコーヒーを飲む時は、苦手な運転もなんのその。いそいそと喜んで車で出掛けます。

――――いったい、彼のコーヒーの魅力は何なのか。「はやい、うまい、美しい」。どこかの宣伝文句のようですが、これをどこまでも忠実に、ブレずにしているのが凄いところ。

「はやい」

ノブさんの頭の中には、どの常連さんが何のコーヒーを飲むかがインプットされているそう。忙しい時間帯は、店の外から常連さんの姿が見えた時点で作り始めることで、コーヒーが手元に届くまで、ほんの数分。

「美しい」

エスプレッソの濃淡で描かれたアートは、口をつけるのが惜しいほどの美しさ。そーっとスプーンですくって味わうのが、メルボルン流。

「うまい」

コーヒー豆のブレンドも管理していて、味のクオリティーが変わりません。ラテアートが美しいということは、「フロスミルクの泡がキメ細かい」ということ。シルキーな口当たりが病みつきになります。

 

これだけ書きましたが、「百聞は一見(一口)に如かず」。メルボルンに来たら、ノブさんの作るコーヒーを一度はどうぞ。もう普通のコーヒーが飲めなくなるかも・・・・

さて、本日より10日間、オットの実家がある西オーストラリアのパースに行ってきます。パースでの旅の様子、カフェ、ビーチ情報は、随時インスタグラムに載せますので、ぜひ、インスタ(waka_melbourne)にも遊びに来てください。

それでは皆様、Have a good day!

 

「SUPERRANDOM」
416 New St., Brighton, VIC 3186
Tel: (03) 9596 5987