その土地その時季だけの名物って、住んでいないとなかなか知る機会に恵まれませんよね。そこで全国のミモレ読者のみなさんに「せっかく来るなら夏がおすすめ!」な、とっておきの地元情報を教えていただきました。この夏のお出かけにぜひ役立ててくださいね!

【青森・弘前】夕闇に浮かび上がる武者絵ねぷたの大迫力!

「水滸伝」「源平盛衰記」などを題材にした県内最多・約80台のねぷたが街を練り歩きます。

「年間で観光客が一番多いのは春の桜まつりですが、ねぷたの時期もオススメです。沿道の飲食店を予約すれば目の高さにねぷたがやってきて大迫力。こぢんまりした小さな街ですがその分のんびりとしていて商店街はクリーンな印象もあります」(17さん)



開催期間:8月1日(水)〜7日(火)
弘前ねぷたまつり(弘前観光コンベンション協会)


また、観光のひと休みにぜひ立ち寄りたい、あのカフェも。

スターバックス弘前公園前店は101年前の建築物(登録有形文化財)を再利用した店舗で歴史と伝統を感じられつつ、大正ロマン・和洋折衷の雰囲気がとてもかっこよくてオススメです。どこの席で珈琲をいただくか迷ってしまいますが、私はこぎん刺しをあしらったベンチが可愛らしくて好きです」(17さん)

1917年に建設された旧陸軍師団長官舎を再利用。
建物の美しさをそのまま生かした内装が素敵です。

 

【福島・喜多方】美味しいものいっぱい、蔵のまちをのんびり散策

資料館も併設している「大和川酒造」。10種以上の銘柄を試飲できる利き酒コーナーも。

「アクセスのしやすさから会津若松市(鶴ヶ城、飯盛山など)を観光される方が多いと思いますが、 喜多方市まで足をのばしていただければ、美味しいラーメン、蔵カフェ、酒蔵巡り、会津塗りのお土産屋さんなどが楽しめます。地元のお祭り(よさこい、すごくローカルですが盆踊りも)や、春はしだれ桜(旧日中線の線路沿い)もあり、見どころも多いです。町も人も穏やかで、リフレッシュ&リラックスできると思います」(雪ん子さん)

喜多方ラーメン発祥の店といわれる「源来軒」の一杯。
蔵カフェ「コッコツリー」ではこだわりの卵を使ったプリンを。


【新潟・糸魚川/津南】美しい風景と、とれたての海の幸を堪能


「夏の日本海は波も穏やかで、海水浴もおすすめです。新鮮な魚介類はもちろん、米どころなので日本酒も各種あり、とても美味しいです!」(Kimmy-Uさん)

県内の温泉宿ではこんな豪華なお刺身もいただけるそう。身がぴかぴか!

同じく新潟の中魚沼郡津南町も、とっても素敵な場所だそうですよ♪

空の青とのコントラストも美しい、圧巻のひまわり畑
日本名水百選に選ばれている「龍ヶ窪」。なんて幻想的!


【東京・世田谷】都会の中の小さなオアシス。目と舌で楽しむ夏の凉

住宅街の中にある東京23区内唯一の渓谷で、全長は1kmほど。都心とは思えない手つかずの自然が残されています。

「等々力渓谷は距離こそ短いものの、木陰が涼しく、川のせせらぎの音も涼やかな気分にさせてくれます。パフェは、等々力と、お隣の駅の尾山台の間にある、PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI(パティスリ アサコ イワヤナギ)」さんのもの。渓谷で束の間の涼を取り、その後涼しい店内で芸術的なパフェをいただくのが、夏のおすすめコースです」(奈須子さん)

スペシャリテの「パルフェビジュー」。まさに宝石のような美しさ!ほかに「季節のパルフェ」もあり、それぞれ果物の旬で内容が変わるそう。


【京都・京都市内】日々の喧噪を忘れるひととき。新緑まぶしい初夏の寺へ

瑠璃光院は庭園の木々が床やテーブルに写り込んだ「床もみじ」で一躍有名に。

「夏は暑くて人も多いので、夏前の緑の季節が比較的ゆっくり出来てオススメです。写真は瑠璃光院の春の特別拝観のものです。ちなみに秋の拝観は人が多過ぎて行きません。GW前に行くとゆっくり楽しめます。GWは2時間待ちだったそう(^-^; )」(ちゃーすけさん)

庭園の市松模様で有名な東福寺ですが、境内を流れる渓谷・洗玉澗の景色も見事です。

「夏の京都は暑くて、、、の方が多いですが、青もみじが本当に綺麗です。東福寺は秋の紅葉で有名ですが、青もみじも本当に綺麗です。人も少なく、ゆっくり鑑賞できます」(りゃおぴさん) 


【高知・高知市内】四国三大祭の一つ・よさこいで南国の熱気に酔いしれる

いまや全国各地で開催されているよさこい祭りですが、本場の盛り上がりはやはり別格!

「出身地の高知は、よさこい祭りなど、夏のお祭りの時期が楽しめます。座席などとらなくても、街中で無料でお祭りを楽しめるのもいい。柏島の海もかなり綺麗。サントリーニ島を模したホテルから見る海岸は、キラキラして海外のような気分が味わえます」(ステファニーさん)



開催期間:8月9日(木)〜12日(日)
南国土佐・高知「よさこいまつり」

4日間で約200チーム、約18000人もの踊り子が参加するそう。趣向を凝らしたカラフルな衣裳もみどころです。


【愛媛・今治】瀬戸内の海を満喫!しまなみ海道サイクリング

瀬戸内の島からの一枚。遠くに見える大小の島々も、空と海の青に染まっています。

「母の実家の今治市は、夏から秋が最高です。しまなみ海道では、きらきら輝く海、さわやかな潮風、青い空と入道雲、のどかな島の風景などが楽しめます。車もいいですが、やはりおすすめは自転車です!」(ORIONさん)

旅行でいくなら、海道沿いの各自治体が運営するレンタサイクルが手軽で便利!
「しまなみ海道観光マップ」

サイクリングで渇いた喉をうるおすのに、ぴったりなお店がこちら。

今治市大島にある「ペイザン」には帰省するたびに訪れるそう。
大三島のコーヒー焙煎所「オミシマコーヒー」は、景色も最高!


【番外編・全国各地】花火といえば、やっぱりうちの地元が一番!

湖のほとりという環境も魅力的な、琵琶湖花火大会。今年は8月7日開催。(写真はyumimboさん提供)

夏の風物詩といえばやっぱり花火大会! アンケートでもたくさんの方に挙げていただいたので、おすすめコメントとともに各大会の日程をまとめてみました!

<関東地方>
8月4日(土):戸田橋花火大会(埼玉県戸田市)
8月4日(土):いたばし花火大会(東京都板橋区)
「川を挟んで同時開催される、埼玉の戸田橋花火大会といたばし花火大会。土手で見るのですが、花火が近くて迫力満点!個人的には隅田川花火大会よりだんぜんこっちです」(kiko610さん)

8月4日(土):エキサイティング花火2018江戸川花火大会
「江戸川花火大会。開始直後の1000発は圧巻です。間近で見ると感動します」(sbarbaraさん)

8月4日(土):袖ヶ浦市民夏まつり
「東京ドイツ村は家族連れにおすすめです☆夏は花火大会もあり、夕方に入園して芝生に寝転がって家族で見る花火は最高です。帰りは木更津で温泉に入ってアクアラインが空くころに帰るのもおススメです!」

<関西地方>
8月1日(水):教祖祭PL花火芸術(富田林市)
8月4日(土):なにわ淀川花火大会(大阪市)
「大阪の花火大会は他と比べてスケールの大きさが違います!特に淀川花火大会とPL花火大会は暑い夏を更に熱くしてくれます。」(みーさん)

こちらは先日21日に開催された足立の花火(東京)のもの、キツい暑さも忘れる美しさでした!みなさんもお近くの花火大会にぜひ出かけてみては。


いかがでしたか? これを読んで「そういえばうちの地元も」とピンときた方、ぜひコメント欄にて教えてくださいね! 次回は「夫婦の記念日に行きたい、とっておきの贅沢宿」です。どうぞお楽しみに。 

 
 
取材・文/山崎 恵 構成/川端里恵(編集部)
 

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