問題③

以下の題材で、ディスカッションドラマ(討論劇)を創りなさい。

2020年の東京五輪では、追加種目が認められることになっており、現在、5つのスポーツが候補として残っています。この中から国際オリンピック委員会(IOC)が種目を決定します。その交渉の過程をディスカッションドラマにしなさい。登場する人物は、各競技の団体の代表者
・野球、ソフトボール
・空手
・ローラースポーツ(スケートボード)
・スポーツクライミング
・サーフィン
他に議長役を、必ず一人、登場させてください。これまでの選考の過程で候補から落ちた他の競技を登場させてもかまいません。(以下、問題①とほぼ同じ)

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なおこの試験は、すべてがディスカッションドラマを課しているわけではない。たとえば以下のような設問もあった。

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「桃太郎」を題材にして、紙芝居を創りなさい。小学校2年生くらいを対象として想定してください。
内容を、現代風にアレンジしてもかまいません。特にラストシーンが、原作のままでいいかは、よく議論してください。いまの小学校2年生が楽しめる作品にしてください。
発表の際は、ナレーター、桃太郎、犬、猿、キジなど、それぞれ役を決めて、全員が何かの台詞を言うように構成してください。
60分で作品を完成させなければなりません。時間配分や役割分担を、しっかり考えてください。
発表の時間は、5分から12分としてください。

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しかし、四国学院大学の入試制度改革は、ただ単に問題を新しくしたわけではない。その内実は次回。(つづく)

 
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