前回の記事で、インドでのアーユルヴェーダの入院治療を決めた経緯を書いたのですが、このインドで入院しながら行う治療には、デトックス治療が含まれ、それは一般的にパンチャカルマと呼ばれます。

パンチャとは、サンスクリット語で五つという意味を持ち、カルマは技のような意味。要するに、五つの技を使って、体をデトックスしようというのが、このパンチャカルマです。

パンチャカルマは、必ず医師のもとで行われます。また、ハードな治療でもあるので誰でも受けられるわけではなく、子供と高齢者は受けられませんし、体が弱っている人、体の中に毒素が溜まりすぎている人には行われません。一方で、健康な人がより健康になるために受けることも可能です。

この5つ、どんなことをするかというと

1:ヴァマナ:催吐法(胃からデトックス)

2:ヴィレッチャナ:下剤法(小腸からデトックス)

3:ヴァスティ:浣腸法(大腸からデトックス)

4:ナスヤ:点鼻法(脳からデトックス)

5:ラクタモクシャナ:瀉血法(血からデトックス)

という感じで、正直あんまり穏やかではないですね(笑)

具体的に何をやるかは、今度実際に受けているときに書こうかと思うのですが、過去に1〜4まで経験した感想を簡潔に言うと、1はめちゃくちゃ辛いです。2と3は、ちょっと辛いです。4は、割と余裕。といった感じでしょうか。(あくまで個人的な感想です。)

このパンチャカルマ中は、基本的に食事制限が行われます。特に最初の数日間食べられるものは限られ、味のないおかゆが何日も続くことも。。。さながら断食道場のようですね(笑)食事制限をせずに行える治療も、もちろんありますよ。

このパンチャカルマ、最低でも21日間かけて行うのが基本。でも、正直3週間って長いですよね・・

けれど、デトックスするために、吐いたり下剤で出したりするわけなので、普通の体にはそんなことはできません。なので、パンチャカルマのうち特に1〜3を行うとき(5は、やったことないので知らないですごめんなさい)は事前に体をしなやかにし、デトックスに耐える体にするためと、体内の毒素をそれぞれのデトックス法にあった臓器に集めるために(ヴァマナは胃、ヴィレッチャナは小腸、ヴァスティは大腸)、しばらく全身にオイルを溜めるということを行います。

なので、最初しばらくは油を飲んだり(ギーというインドでポピュラーな油に、薬草を混ぜたもの)、オイルマッサージを受けたり、サウナに入ったり・・と時間をかけて準備をした後、1日から数日かけてデトックス治療を行います。もちろんどの治療を行うかはドクターによって決められて、人によって違うので、一つだけの人もいればいくつか組み合わせる場合も。

そしていよいよデトックス治療を終えたら、お薬を飲んだり、心地の良いマッサージを受けたりして体を休めていきます。

断食したら、回復食があるように、デトックスしたら、リラックス。

お薬は、こんな感じです。黒いですね(笑)向かって左のペースト状のお薬は、ラサーヤナ薬と言われ、数種類から50種類くらいのハーブから出来上がります。ちなみにこのラサーヤナ薬、日本語訳は”若返り薬”♫なんとも魅力的な響き✳️

そんなこんなで、実は3週間といってもあっという間に時が経ってしまいます。とはいえ、3週間も普通はインドに行くことはできないと思いますし、わたしも最初に行った時は1週間強くらいでした。

なので一度、ドクターにこんなことを聞いてみたことがあります。

わたし:「日本人は、普通3週間も休めないんだけど、何日くらいやれば効果出るのかな?」

ドクター:「2 weeks」

わたし:「もう一声・・・」

ドクター「健康のために、2週間くらい休めないのか?」

わたし:「いや、週末2回挟んで休んだとしても9日しか休めないですよ」

ドクター:「・・・10days」

わたし:「10日で結構効果感じる??」

ドクター「Make something・・・」

かなり言わせた感のある会話ですが・・・わたし自身初回の治療は7日間で、そこでもしかしたら長く治療をすれば治るんじゃないか?という手応えを得ることができたので、もしも一回試してみようかな?!という場合でも、まずは21日間ではない選択肢もあり得るんじゃないかなぁと思っています😄

Vol.3 に続く

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