甘くなりがちなワンピースやロングスカートを、何と合わせるといいのか…子供っぽくならないためのコーデを身長158cmの人気Sサイズモデル・高山都さんが教えてくれます♪
“大人のための甘辛MIXコーデ”で30代~40代女性から大反響を呼んだコーディネートを厳選してご紹介。


本気のアウトドアアイテムを女らしくタウン仕様に

 

旅行をしたり、フェスに行ったり、走ったり…お休みの日はアクティブに過ごすのが好き。そんなシーンに便利そうだと買ったのが、ザ・ノース・フェイスのアウター。
ある雨の日、これをアウトドアのシーンでしか着ないのはもったいないと思って着てみたんです。そしたら、とってもよくって! 以来、デイリーにも活躍する一枚となりました。

 

このザ・ノース・フェイスのアウターは、ゆるっとラフに着たくて、あえてメンズのSサイズを選択。“服に着られている感じ”に見えないように、インナーを薄手にしたり、手首を出したりという工夫をしています。

 

以前、ファッションブランドのショーを見にいったときに、メンズライクなアウターに、女らしいプリーツスカートを合わせているのがとてもかわいくて、その着こなしを真似してみました。

 

インのニットは、ネイビーと白で迷いましたが、目線があがって見えるから、白にして大正解! このニットは、ユニクロのカシミアニットで、セール価格で買ったもの。黒と色違いで2枚購入しましたが、あまりにいいので、ほかの色も買っておけばよかったなぁ。私、気に入ると、色違いで買ったり、同じ物を複数枚買ったりしてしまう性分なんです。

 

アウター/ザ・ノース・フェイス、ニット/ユニクロ、スカート/グリードインターナショナル、バッグ/3.1 フィリップリム、ピアス/ティファニー、バングル/ガーデン オブ エデン、リング(左手中指)/エルメス、(左手小指)/グリュン、(右手人さし指)/ティファニー、(右手薬指)/アン バイ ヨシダ トモコ、(右手小指)/マリハ、グリュン、シューズ/セリーヌ


Sサイズだからこそ、マキシワンピースに頼りたい

とにかくワンピースが大好きで、1年中ワンピースを着ています。おしゃれが簡単に決まるし、1枚のワンピースでも着こなししだいでシーズンレスに楽しめるし、合わせる靴を選ばないし、身長が低いのもバレないし、体型カバーにもなるし…。困ったら、マキシワンピース!というほど、制服的に頼っているアイテムです。

 

このイザベルマランのワンピースは、透け感のある柔らかなシルク素材で上品なデザイン。ディナーやレセプションパーティなどのシーンに活躍しています。繊細な素材ゆえ、シュッと縫い目が裂けてしまうこともあるのですが、そのたびにちゃんと直して大切に着ている一枚です。実は、同じ形の色違いももっているくらい、大のお気に入り。

 

ワンピースの柄から1色を拾って、ネイビーのブレザーを合わせて。きちんとしなくちゃいけないけれど、かしこまりすぎたくないというときにぴったりの組み合わせです。

 

仕上げに、シルバーのジュエリーをレイヤード。料理の仕事も多いため、ふだんネイルを塗っていませんが、手元が寂しく見えないように、ジュエリーの重ねづけを楽しんでいます。手持ちのジュエリーはほぼシルバー系ですね。肌の色に合うというのはもちろん、甘く見えがちな顔立ちを辛口にもっていきたいので、意識的にシルバーを選んでしまうということもあると思います。

 

ジャケット/ロク、ワンピース/イザベルマラン エトワール、バッグ/セリーヌ、ピアス/ララガン、リング(右手薬指)/ララガン、(左手中指)/エルメス、(左手小指)/グリュン、 シューズ/アクネ

撮影/最上裕美子
スタイリング・モデル/高山 都
ヘア&メイク/後藤若菜(ROI)
撮影協力/徳永千夏
構成/高橋香奈子、佐々木奈々子