こんにちは、編集部の匂坂です。今回のTips企画では、先週ご紹介した関さんの記事と、今週の安藤さん、水井さんを担当しています。3人の方に取材させていただいて、本当に勉強になったので、その裏側含めてレポートします!

まず、関さん。お恥ずかしいことに、私、全然ふくさを使ったことなどありませんでした。なんなら、店頭でギフト用のお菓子を買った際など「もったいないからいらないです」と、お渡し用の紙袋を断っていたぐらい……(恥)。おかしいなー、中高とお作法の授業のある学校に通っていたのですが(汗)。

いえ、でも今回、その理由もわかったんです。日本の文化の中での正式なお作法って、基本が和室の想定。私も学校で、襖のあけ方や正座の仕方、手をついてお辞儀をするお作法などを習いました。

雨除けのカバーは、外で外す、なんて撮影もしてました

でも、社会人になってみて、実際にはそんな和室の正式なシーンってほとんどないんですよね。それよりも、訪問先で帰り際に手荷物の多い方に手土産をお渡しする、冠婚葬祭の受付で後ろにたくさんの方が並んでいる状態でご祝儀やお香典をお渡しする、なんてシーンはたくさん経験しました。


生活様式がすごく変わってきたからこそ、今のお作法が必要なんですね。関さんがおっしゃっていた、「これまでの自分の経験をもとに、相手への見えない気づかい・心遣いをする」ことこそが、本当の意味でのお作法なんだなと思いました。