昭和34年に皇室に入られてから60年間、人々を励まし、癒し、勇気づけてきた美智子さま。ミモレでは2019年1月からご退位の前日まで、今も色あせることのない、日本女性の美、品格、優雅さ、可憐さ、思いやりの心を体現している装いを振り返りました。
ミモレの『毎日、美智子さま』にて公開してきた写真から、永遠に伝えたい美智子さまのツーピーススタイルに注目します。


花とリボンで彩られた華麗なクリーム色のツーピース

昭和42年5月、国際親善の公務で訪問された南米より、クリーム色のノースリーブのツーピースでご帰国。胸元のリボンをあしらったコサージュ、そしてお手元のブーケが主役に。スクエア型のバッグと靴はシンプルに白で、リボンの色とリンクしています。羽田空港にて。

メイクも定番のオレンジ系に。リップの色はベージュピンクで。 


勲章が映える、格式あるネイビーのツーピース

格式あるご公務に、凛としたスタンドカラーのシンプルなツーピースで。小物は黒と白、そしてパールで品格を。胸元の勲章が映えるコーディネートです。昭和42年5月、東京・日比谷で行われた日本赤十字社創立90周年記念大会にご出席。

柔らかなお帽子の素材で、凛とした中にも優しさを。トップスの襟元から覗く白のハイネックのインナーが、コーディネートのポイントになっています。


黄緑色のツーピースを品よく華やかに

淡い黄緑色のジャケットとスカート、そして小物はピンクとベージュで。ジャケットのユニークな形の襟、そしてインナーの首元の刺繍がアクセントに。昭和46年1月、西武デパートで行われた天皇古希展をご見学。

写真はすべて、講談社所蔵写真3万枚超から厳選した貴重なカットです。
この企画は弊社写真部のカメラマンが主に1960~1970年代に美智子さまを撮影したお写真で構成されています。キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。古い写真が多く、退色・汚損したものは色鮮やかにデジタル化してよみがえらせています。

 

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価格 1400円(税抜)
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写真/講談社写真部
構成/片岡千晶、佐々木奈々子