“若見え王道ボブ”を自分でスタイリング


1.セルフケアではトップのボリュームに着目して

 

カーラーを用意。黒目と黒目の間にカーラーがくるように、巻きます。“若見え王道ボブ”であれば、カーラーが4本あればOKです。


2.基本は後ろ向きに、後頭部上までカーラーを

 

前髪がない場合は、すべて後ろ向きにカーラーを巻いていきます。毛先だけでなく、根元が立ち上がるようにしっかりめに巻くことが大事です。

3.少しキープ力があるヘアクリームを手になじませて

 

クリームタイプのスタイリング剤(ヘアクリーム、ヘアワックス)を使います。少し毛束感やホールド感が出るものを選んで。
大豆大を手にとり、両手をすり合わせて両手のひらにクリームをなじませます。

4.両手をえり足から差し込んでクリームをなじませる

 

クリームがついた手で、えり足から髪を上にかき上げます。両手のひらを開いて、髪が乱れるぐらいダイナミックにかき分けましょう。

5.サイドも両手を差し込んで毛流れをつくる

 

両サイドにも手のひらを差し込んで少し後ろに流すようにして整えます。手のひらを地肌につけず、毛先を動かすようにするとふんわり感がアップします。

6.サイドの毛先は指に残ったクリームで整えて

 

サイドや動かしたい毛先は、指に残ったクリームで毛先をつまむようにして動かします。ヘアクリームを再度つけると重くなるので、指に残ったもので十分です。

えがお美容室 テルイ タカヒロ

シニア世代専門の美容師の第一人者。2018年1月にオープンしたシニア世代専門の「えがお美容室」創業メンバーの一人。年齢を重ねた人の髪の悩みを分かってくれて、解決してくれるという評判を聞き、お客様は北海道から沖縄まで全国各地からやって来る。特にグレイヘアのヘアカラーとスタイリングに定評があり、顧客満足度の高い技術を提供している。

 

『髪型を変えれば若返る! シニアビューティヘア』

著者 えがお美容室 テルイ タカヒロ 講談社 1200円(税別)

【こんな悩みをすべて解消】
・髪が細くなり、全体のボリュームがなくなった
・髪のコシ・ハリがなくなり、根元がペタンとしてしまう
・髪が乾燥してパサつき、まとまらなくなった
・髪に今までにないうねりができた
・髪のツヤがなくなった
・スタイリングが上手にできなくなった
・今までの髪型が似合わなくなった、似合う髪型がわからない

歳を重ねて変わるのは髪質だけではありません。顔の皮膚にもたるみが出てきて、輪郭が四角く変化します。そのため、若いころと同じ髪型のままでいると顔の形とのバランスが悪くなってしまうことも。「年齢に合わせて髪型を変える」、これが悩み解消のポイントです。
テレビや雑誌などでシニア世代に人気の美容師と評判! これまで5000人以上のシニア女性をきれいにしてきた美容師だからわかる、コツを教えてくれます。

『髪型を変えれば若返る! シニアビューティヘア』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
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写真(モデル)/大坪尚人(講談社)

出典元:https://kurashinohon.jp/1084.html

 
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