スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

ボヤきませんよ、私。梅雨のことなんて。あまりにジメジメしているとか、なんだか気温が安定していないとか、空気が重いとか(笑)。

気持ちを絶対に下げないぞ、と思い、黒は少しお休みしています。いや、黒は気持ちが下がるわけではないの。むしろ上がる。上がるからこそ、やめました。気持ちが上った先の、天気との落差がすごくて。ベージュやカーキを着て、天気にゆるやかに寄り添うようにしています。こんな感じで、何となく、マイルールを作り、それをいかに守るか、と考えるのも、また楽し♡黒に隠れないようにしています。

傘やレインブーツではなかなか上げきれない、梅雨どきの工夫でした!

大草 直子

ヴェルメイユ パー イエナのゆる編みリブニットに、レッドカードのニューモデルを合わせて。あ、ちなみにサイズは24ね。シューズやバッグも、黒以外で統一。バッグはマルニ、シューズはセルジオロッシです。
同じくヴェルメイユ パー イエナのニットに、カオスのスカートで。あえてキャラクターの違うベージュを重ねて、ゆるやかにスタイリング。少しダークにした髪色をダウンスタイルにしているので、黒を、MAISON NH PARISのメッシュバッグと、随分前のサンローランパリのバッグの一部でリフレインさせて。

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