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【熊倉正子】「似合っているならいつも同じ服でいい」仕事服選びの極意とは?

合わせるもので印象がガラリ。
一枚で様になるドレス

ワンピース/コスチューム ナショナル、サングラス/mEeyye、バッグ/ロジェ ヴィヴィエ、靴/ポール アンドリュー
 

最後にシックなドレス姿で登場した熊倉さん。思わず、ソワレ!という感じですね、と感想を漏らすと「でもこのドレスは素材感が軽いから、ヒールでなくてサンダルを合わせれば、夏のパーティなどにも活躍するの。色々なシチュエーションに合わせられるから、便利なのよ」とのこと。 同じ一枚でも、合わせるものによって幅広く着こなすのはさすが。さらにティアドロップのサングラスを加え、キメすぎないところも熊倉さんらしい。

「ちゃんとしたソワレならロングドレスも着るけれど、今はカジュアルな人も多いですし、あまり自分だけフォーマルにするのも何なので……。そのぶん、バッグはきちんとしたものを選択。日中はバーキンや籠バッグなど、なんでも入る大きいものを愛用してますが、夜の外出の時は必ず別のものにします。ロジェ ヴィヴィエのバッグはソワレ用なので、これさえあればきちんと夜のイメージになるから、重宝していますね」

最後に、着こなしに悩む人に何かアドバイスは?と尋ねると「自分がどんなイメージになりたいか考えること」ときっぱり。 「洋服って、自分自身のイメージを作るために着るもので、あくまでも己の補助部品として考えるべきだと思うんです。自分はどういうイメージになりたいのか、どんな演出をしたいのかがはっきりすれば、物事はとても簡単になります。逆に、具体的なアイディアもないのにまとめることこそ難しい。例えば、マリリン・モンローのようになりたいならセクシーさが何よりも大切だし、グウィネス・パルトロウに憧れる人は、力の抜けたナチュラルさが鍵になるはず。そうやって目指す方向性をきちんと捉えられるようになれば、服選びも自然と決まってくると思います」

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※この記事は書籍『おしゃれコーチング』(講談社刊)から抜粋したものです。

 

<新刊紹介>
『自分のスタイルが見つかる おしゃれコーチング mi‐mollet BOOKS Vol.1』

ミモレ編集部 1500円(税別) 講談社

揺るぎない自分のスタイルがあると、とても生き易く、楽しい。でもそれを見つけるのは難しくて、日々トレンドや体型の変化などに振り回されてしまう…。スタイルのあるおしゃれな人になるには、どうしたらよいのか。ウェブマガジンとして、読者の悩みに寄り添い続けてきたからこそいきついた、ミモレならではのファッションブックを刊行。「紙のミモレが見たい」という読者の熱い声に応えた、待望の書籍第一号です。

【はじめに】白シャツとパール、そして私のスタイル
ミモレの大草直子編集長スタイリングにより、カジュアルからドレスアップまで白シャツのスタイルを見せます。
【第1章】インタビュー スタイルのある人ってどんな人?
・女優・板谷由夏さん
・「マディソンブルー」ディレクター中山まりこさん
・「ボンマジック」故・白井多恵子さん
・「CHICCA」ブランドクリエイター吉川康雄さん
【第2章】スタイルのある女性のリアルコーディネート
・熊倉正子さん
・ミモレ連載スタイリスト 田中雅美、斉藤美恵、福田麻琴、望月律子、室井由美子 スナップ&インタビュー
・おしゃれのヒントは街角にある!「SNAP!SNAP!」総集編
白シャツ、ジャケット、デニム、スニーカー、トレンチコートなど、流行に左右されないアイテム別に、ミモレのスナップの中から、人気のあったコーディネートを紹介します。
【第3章】コーチングシート(32P)
読者自身が書き込むコーチングシート。書き進めながら、最後には自分のスタイルのヒントを見つけられる内容。監修は人気スタイリストでミモレ編集長の大草直子。

構成/ミモレ編集部
撮影/Yas
取材・文/井筒麻三子

 

前回記事「【熊倉正子】「“似合う服”を見つけるには、“似合わない服”をまず買わないこと」」の真意とは?」はこちら>>

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