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タイのクラッチバッグ【今日の買い物4】

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買い物は店へのエールだから。何だか惹かれると思うものは、買って連れて帰りましょう! そうしてはじめて分かること、たくさんありますよね。ものを選ぶプロともいえる岡本夫妻の新刊、「今日の買い物 新装版」から、5回にわたってエピソードをお届けします! みなさんの買い物とそれにまつわるお話も、ぜひコメントでお寄せください!
 

時には財布代わりにも。いいかげんに使うのが好き

 

こんばんは、「カミさん」です。
私の数あるバッグコレクションの中では、クラッチバッグがわりと大きな位置を占めています。アンティークビーズのもの、シルクサテンで小銭入れつきのもの、籐素材のもの、型押しレザーのものなど、他にもいろいろと集まっていていまも増殖中です。
クラッチバッグって収納力に欠けるし、持っていくシチュエーションも難しいと思われがちですが、別に深く考えずに大きなバッグの中に入れておいて、ちょっとお出かけというときに持っていったり、時には財布代わりになったり、案外いいかげんに使ってます。自分が使いやすいように好き勝手に使うのがいいんです。でも、なぜそんなに好きかって? どことなく、姐さん的な薫りが漂うアイテムという感じがしませんか?

この写真のものは、タイの北部の工芸品で独特な編み模様と繊細な仕事が特徴です。カゴ好きでクラッチ好きな私にとってはたまらないアイテム。思わず即買いしてしまいました。でもかなりプチなバッグなので物はほとんど入らないんですけどね。
 

 

『今日の買い物[新装版]』
岡本 仁 岡本 敬子 著


買い物は店へのエールである。今はもう失われてしまった店の記憶や、変わらぬ老舗の味。スタイルのある洋服やアクセサリー、そして古びないプロダクトデザイン。今日もまた、いろいろなものを縦横無尽に買い物する2人の、もの選びのセンスとは? ものを選ぶことが仕事でもある編集者岡本仁+ファッションディレクター岡本敬子の大人気買い物エッセイ、新装版が登場! (解説・平野紗季子)
※9月26日発売予定(予約受付中)

 

岡本 敬子

アタッシェ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

 

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前回までの更新はこちら
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次回更新は9月24日です。お楽しみに!