2020年は「国と国の関係」がキーワード


オリエンタル占星術によると、来年の2020年は畢宿(ひっしゅく)の年。畢宿は経済や流通、生産と消費、水や食料といった、人間が生きていくうえで欠かせないものを象徴するのだとか。また西洋占星術では、国家や社会をつかさどる山羊座に星が集中。これらの要素を重ねると「国」や「国と国との関係」が来年のキーワードに!

 
 

「【東京オリンピック・パラリンピック】なんてまさに国と国との交流であり、ぶつかり合いですよね。あとはフライングですでに始まっているものだと、【香港の「逃亡犯条例」撤回を求めるデモ】もそう。まさに国の未来を見据えての戦いです。絶対に変わらないと思っていることに変化が訪れるのも畢宿の年の特徴で、怖がらせるわけではないけど、ひとつの国のカタチが変わっても決しておかしくないのが2020年なんです」

また、国の決めたことが個人の生活に影響したり、そこから世の中が変わっていく流れもありそう、と水晶さん。それって例えばどんなことでしょうか?

「私の予想は【テレワークの浸透】。オリンピック開催中のさまざまな交通規制だけをみても、都内に住んでいたり働いている人への影響は必至ですよね。でもそれで「出社するのも大変!」という状況になったら、「じゃあ会議はスカイプでやろう」とか「これを機にテレワークを導入しよう」という会社もたくさん出てくると思うんです。そうすれば、都心部への人口集中も今後変わってくるかもしれない。

前回の東京オリンピックでは高速道路が整備されたことで東京の景観が一気に変わったけれど、今度のオリンピックで変わるのはきっと目には見えないもの、人の動きや働き方なのではないかしら。最新の技術を使った仕事のデジタル化が、2020年のオリンピックで一気に進む気がしています」

デジタル化や意識改革は、個人の生活レベルでもさらに進みそう、とのこと。

「10月から消費税が10%に引き上げられますが、同時にキャッシュレス決済によるポイント還元もスタートします。現金で買うより実質安いとなれば、今まで利用していなかった人たちにも一気に普及するのではないでしょうか。

あとは、私たちが普段口にしている食べ物についても考えさせられる年になりそう。すでに今年はサンマが不漁で、資源に限界があることを思い知らされましたよね。ほかにも食品ロスやプラスチックごみの問題など、食を含むあらゆる“モノ”への意識が変わっていくはず。消費のカタチそのものが変わる時期なんだと思いますね」

取材時も水晶さんが着ていたグリーンは、2020年のラッキーカラーだそうですよ!

ここ最近の日本を覆う閉塞感について聞くと「時代の大きな変わり目には不安はつきもの、むしろ必要なものなのでは? これから世界はどうなるのか、その中で自分はどう生きていくのかを考えるきっかけにもなりますから」と、水晶さん。

続く後編では、2020年の仕事(転職)運&恋愛運について教えていただきます!

 

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著者  水晶 玉子 1400円(税別) 集英社

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文・構成/山崎恵
(この記事は2019年9月27日時点の情報です)

 

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