早いもので今年も残すところ3か月。大人気「オリエンタル占星術」でおなじみの占い師・水晶玉子さんに、来たる2020年はどんな年になるのか、私たちはどんな気持ちで迎えればよいのかを教えてもらいました。
その前に、昨年末に取材・公開した記事を振り返りながら答え合わせ。するともう、当たりすぎていて思わず鳥肌……。これは来年の占いも必読です!

昨年の記事はこちら>>【当たりすぎてビックリ!水晶玉子が占う「2019年は社会の上層部が動く年」

 

みんなが「俯瞰の目」になっていた2019年

 

昨年、お話をうかがった際は「オリエンタル占星術でいうと、2019年は昴宿(ぼうしゅく)の年。社会の上層部が動く年なので、日常生活の細かいことだけに気を取られてはダメ。いつもより物事を上から見る、俯瞰して見ることがとても大事」とおっしゃっていましたが。

「日本はオリンピック・パラリンピックを来年に控えているのでどうしても意識が先に向かいがちではあるのだけど、それにしても今年はみんなが目の前のことよりもだいぶ先、もしくはだいぶ前のことを見ている感じがありました。

例えば国内では、私たちの将来はどうなるんだろうという先行きへの不安感を反映して、【老後資金は2000万円問題】【年金受給開始年齢の引き上げ】などのニュースが話題になりましたよね。また外交では、韓国との間に【徴用工訴訟問題】が再燃したり……。日本からすると「なぜ、今?」と思うようなことも含めて、世界中の人々が時間的にも空間的にも、より広い範囲へ目を向けていたのが、いかにも昴宿だったと思います」

韓国との関係でいえば、昨年の記事では「異文化との出会いに備えて、それぞれ各国が子供にどういう教育をしてきたか、それも知っておくことは大事。教育を知れば、常識が違うことも想像できる」とも……!

「西洋占星術で見ると、いま木星が滞在している射手座は“学び”がキーワードですから。国内でも、事故防止の観点から【運動会での組体操を一部自治体が禁止】したり、また生まれつきの髪色を黒く染めさせる、給食を無理やり完食させるなどの【ブラック校則】に批判が集まるなど、これまでの教育を見直そうという動きも活発になりました。多くの人にとって、教育というものが世の中にとっていかに大切かを考えさせられた1年だったのでは」


大ブレイクしたあの人も、実は「昴宿」

2019年1月、全豪オープン決勝での大坂なおみ選手。 写真:アフロ

今年1月の全豪オープンで初優勝し、男女通じて日本人初の世界ランキング1位になった大坂なおみ選手も、実は昴宿の人。

「優勝スピーチや会見などから感じる知性やユーモアは、昴宿の特徴そのもの。ただ、自分と同じ宿の年は“命宿”といって、自分が背負うべき使命を知る年。持っているポテンシャルは爆発するものの、すべてがうまくいくかというとそうでもないんです。“殻”を破りたてのような状態だから。全豪オープンの後はいまいち結果を残せなかったのも命宿の年らしいなと思いますね」


どれも当りすぎててちょっとコワい?! 次のページでは、いよいよ来年、2020年の運勢について教えていただきます!

 
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