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大人の矯正人口は増えている?女性の間で「大人の矯正」が大人気な4つの理由

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「大人の矯正」をする理由、第1位は?

 

年々増えている大人の矯正。30代以降の患者さんに『なぜ、今なのか』と聞いてみたところ、さまざまな回答が。「1位は圧倒的に多い回答でした」と松岡先生。

 

【第4位】自分磨きができるようになった
これは30代後半〜40代以降の女性に多い回答でした。子どもが幼いと自分の時間が持てなかったが、子育てがようやく落ち着いたので自分磨きの時間が作れるようになったと言う声が多いですね。

【第3位】もう一度きれいにしたい
歯の治療に関心の高い人、もしくは過去に矯正をしたことがある人の声として挙がっていました。過去に歯の矯正をしても、歯は生きている限り動きます。歯がズレたり、噛み合わせが悪くなり、もう一度矯正をするという人は少なくありません。現に大物ハリウッドスターも歯の矯正を4度もしていますからね。

【第2位】経済面で余裕ができたから
治療の時間がかかれば費用も膨らみ、経済的に負担もかかります。子どもの頃に歯の矯正をしたかったけど、親に言えなかったという声は意外に多いですね。社会人になって自分のお金で矯正するという方も多いですね。

【第1位】ワイヤーの矯正器を着けるのがどうしても嫌
やはり一番多かったのは “見た目”の問題でした。「シルバーのワイヤーがどうしても嫌だった」という意見がダントツに多いです。歯をきれいにするためにはワイヤーも仕方ないとわかっていても、どうしても装着したくなかったと言います。


さまざまな理由から一旦は諦めたものの「やはり矯正をしたい」と戻ってきているのです。その治療法に選ばれているのが、インビザライン(マウスピース矯正)なんですよね。


次回は、インビザラインの具体的な治療法、料金、体験談をお伝えします。
 

日本矯正歯科学会認定医・アラインテクノロジー社クリニカルスピーカー
松岡伸也先生

日本矯正歯科学会認定医・アラインテクノロジー社クリニカルスピーカー。
1987年東邦大学理学部生物学科卒業後、鶴見大学歯学部、東京医科歯科大学病院矯正科の勤務を経て、99年に「まつおか矯正歯科クリニック」を開業。アラインテクノロジー社のインビザライン矯正と出会い、研鑽塾専任講師を経て、2006年インビザラインの日本導入に尽力。インビザライン矯正を診た患者は3000人以上にのぼる。

取材・文・撮影/長谷川真弓
構成/片岡千晶(編集部)
この記事は2019年9月28日に配信したものです。
mi-molletで人気があったため再掲載しております。

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