休もうと決めて始めたのは、旅支度ならぬ休み支度

仕事でもプライベートでも仲良くしてもらっている美幸ちゃん、ベルリン旅のきっかけを作ってくれた、まりこはん、そして我が息子と一緒に。詳しくは翌々週の連載で!

長い休みを取ると決めたのは年が明けてすぐのころ。一番心配だったのはレギュラー番組の仕事です。なるべくスタッフに迷惑をかけないようにと思い、早めに伝えました。事務所を通してご連絡したのですが緊張しました。なにせ1ヶ月ですから「仕事を舐めてるのか!?」と、あきれられるかもしれません。ところが「よくぞ決めたね!」って。いろいろなことをインプットして帰っておいで、と快いお返事をいただきました。

周りはよい仕事をしていく上で、休むことは必要だと思っていることがわかりました。そうか、休むことは悪いことじゃないんだ、と私もようやく気がついたんです。
それから番組のスタッフや事務所のみんなが一緒になって「はまじが1ヶ月休めるように」と、仕事の調整をしてくれました。周囲のみんなには感謝しきれません。改めて人間関係、信頼関係そして自分が25年間、恵まれた環境にいることを感じました。休んでいなかったらここまで深く気づかないままだったかもしれません。

ということで旅じたくの前にしたのは休みじたく。おかげで7月は泡を吹くくらい忙しかった〜(笑)。

家族に「私、家事しません」宣言


7月はとにかくスケジュールがびっしり! そこで夫に宣言しました。

「この7月は忙しくなるけれど、それは8月に休みを取るため。だから私、今月はご飯も作らないし子供の送迎もできません。なんとか二人で乗り越えましょう、よろしく!」

そしたら「はい、わかりました」って。事前に宣言したことで、彼は一度も文句を言わず、全部やってくれた。これにはかなり助けられました。おかげで私も思い切り仕事に打ち込むことができたんです。だからどれだけ味の濃い生姜焼きだって「おいし〜!さいこ〜〜〜!ご飯がススムく〜ん!!」と笑顔でいただきました。夫の理解あっての7月でしたね。

そして息子にも「た〜っぷりお休みを取るために頑張るからね」と話しました。でも子どもだからなかなか理解はできなかったみたい。「どうして送り迎え、おちゃーちゃん(息子は私をおちゃーちゃんと呼びます(^^))じゃないの? おちゃーちゃんがいい、おちゃーちゃんがいい!」と言っていました。さみしくて泣いていた日もありましたが、そのたびに「8月は全部お休みだからずっと一緒だよ」って。

家族みんなで乗り越えた甲斐あって迎えた8月。私たちにとって最高の時間が待っていました。次回は休みをしっかり休むための、休みの前の休みのお話し。ん!?ややこしい?それなら、ぜひ来週も読んでみてください!

取材・文/笹本絵里
構成/幸山梨奈

 

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