歌手デビュー35周年ライブは、皆さんが聞きたい曲をできるだけやりたい


デビュー35周年を迎える来年、このチャレンジングな映画出演とともに、音楽活動も本格的に再開。来年3月の中山さんの誕生日には、久しぶりのライブも開催される予定です。
「メンバーを集めてスタジオを借り、リハーサルなんかはしていたんです。単純に歌いたい、歌うのが楽しかったのもありますが、準備をしておきたいなという気持ちがあってーー待ってくれている人の存在を実感していたから。ファンレターなども常に届いていましたし、どこの現場にいっても「コンサートやらないんですか?」と言って下さる方がいて。他のアーティストのライブにゲストで呼んでいただくたびに、やっぱりやりたいと言い続けていたんです。そういう中で、35周年という節目でもあるし、お祭り的にやってみようと」

 

ファンとしてはどんなライブなのか気になるところですが、「今はまだ内緒(笑)」。
「皆さんが“聞きたい!”と思う曲をできるかぎりやりたいけれど、全部やったら3時間超えてしまいますから。これは外せない!という数曲は絶対にやりたいし、ライブらしいノリのいい曲も入れ込みたい、ライブでしか歌わない曲というのもあるし……実はそのへんをどう選ぶか、今迷っているんですよね。本当に昔からのファンも、後にファンになって下さって<ライブ初参加>という方もいるでしょうし」

 

音楽活動と女優業、中山さんにとってその楽しさは全く別のもの。でもその両方が、自分に必要なものだと語ります。

「女優の仕事は、監督などに身をゆだねる楽しさがあります。だからいい監督と出会い、いい作品に出合いたい。映画への愛情とこだわりを感じる現場にいつもいたいし、そういう作品にかかわってゆきたいなと思います。一方で音楽の仕事は、自分自身で作り上げるもの。今は12月4日に出すミニアルバムを作っていますが、そこには自分が書いた曲なんかも入っていますね。どちらがどうということではなく、“中山美穂”は両方があってこそ作られていると思うんです。今後もバランスを取りながら、両方とも続けられる限り続けてゆきたいです」

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中山美穂 1970年生まれ、東京都出身。1985年、ドラマ・CDデビュー。同年、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、日本レコード大賞・ゴールドディスク大賞など各賞を受賞。1995年、映画『Love Letter』でブルーリボン賞他、各映画祭にて最優秀主演女優賞を、1998年には『東京日和』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。その後も映画『サヨナライツカ』(10)、『新しい靴を買わなくちゃ』(12)、『蝶の眠り』(18)などに出演。2014年NHKBSプレミアム連続ドラマ「プラトニック」、2016年には初舞台「魔術」に出演したほか、フジテレビ系列月9ドラマ「貴族探偵」(17)、NHKBSプレミアムドラマ「平成細雪」(18)、フジテレビ系列木曜ドラマ「黄昏流星群」(18)、フジテレビ開局60周年特別企画「コンフィデンスマンJP 運勢編」(19)などに出演している。

<映画紹介>
『108~海馬五郎の復讐と冒険~』
10月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

ⓒ2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会

SNSで知った愛する妻の浮気。その投稿についた「いいね!」の数、108。男が思いついたとんでもない報復計画は、「いいね!」の数だけ女を抱くことでした……。
主人公・海馬五郎役には松尾スズキ本人が、海馬五郎の妻で元女優の綾子を中山美穂が演じます。その他にも、秋山菜津子、岩井秀人、坂井真紀、大東駿介、土居志央梨、堀田真由、栗原類、LiLiCoなど、実力派俳優たちが松尾ワールドの個性豊かなキャラクターに挑みます。

出演:松尾スズキ 中山美穂
大東駿介 土居志央梨 栗原類 LiLiCo 福本清三 乾直樹 宍戸美和公 堀田真由
村杉蝉之介 オクイシュージ / 岩井秀人 / 酒井若菜 坂井真紀 秋山菜津子
監督・脚本:松尾スズキ
主題歌:星野源「夜のボート」(Speedstar Records)
制作プロダクション:パイプライン 配給・宣伝:ファントム・フィルム
製作:「108〜海馬五郎の復讐と冒険〜」製作委員会(バップ/ファントム・フィルム/大人計画/パイプライン)
(C)2019「108〜海馬五郎の復讐と冒険〜」製作委員会

スタイリング/十川ヒロコ
ヘア&メイク/石田絵里子 (air notes)
撮影/目黒智子
取材・文/渥美志保
構成/川端里恵
 
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