先日、東京から視察旅行でニューヨークを訪れた友人たちとマンハッタン中を約一週間くまなく見て回った。週末を挟んでいたこともあり、オフの日にブルックリンを案内。ニューヨークは何度も訪れているにも関わらず、「ブルックリンにはまだ行ったことがない」と聞いていたから、今回は絶対に足を運んでもらいたい! と密かに考えていました。

 

そして、マンハッタンの摩天楼を見渡せるブルックリンブリッジ、ヴィンテージショップ巡りや大人限定のアイスクリーム店があるベッドフォード、グラフィティアートのメッカ・ブッシュウィックなどを巡って、「ちょっとお茶をしよう」と訪れたのはウィリアムズバーグのマテ茶バー、Porteñas

ここでまず試してほしいのは、飲むサラダと言われるマテ茶(写真右奥のカップ)。緑茶により苦味と風味を加えたような味のお茶は、飲んでいると目が冴えてきます。サスティナブルな木製カップとステンレス製ストローは販売もしています。

そしてアルゼンチンといえば、チョコレートが有名。キャラメルをサンドした2枚のクッキーを濃厚なチョコレートでコーティングしたAlfajor de dulce de leche(上の写真、左側)。トップに花びらと金箔を添えたシェフのこだわりの一品。

マテ茶の特徴は、家族や友人同士でシェアして飲むこと。顔を見ながら、座ってゆっくり会話をしたり、一緒の時間を共有する時に、マテ茶にお湯を足しながら回し飲みすることで絆が生まれる。だから、一杯毎に葉を入れ直すのではなく、お湯を継ぎ足して、1日に何度も同じ茶葉で飲みます。

マテ茶にドライフルーツやハーブをブレンドしたメニューもあります。アイスで楽しみたい時はこちらのカップで。取手にもなるストローが可愛い。

小腹が空いたなら、エンパナーダを。チーズ入り、牛肉入り、ベジタリアンなどあり、すべて店の奥のキッチンで手作り。薄い生地の中には具がずっしり。OSAKAというテリヤキポークもおすすめ。

およそ20年来の友人であるという女性3人が始めたヤブマテ・カフェ。キャリアが全く異なるチームであるという点を生かして、それぞれの得意分野を生かしたビジネス展開をしています。

真ん中は創業者の一人、アルゼンチン人のシェフ、フェルナンダさん。このカフェのために、頻繁にアルゼンチンとニューヨークを行き来している。彼女はアルゼンチンの有名な高級レストランの料理長でもあり、「アルゼンチンの社会は遅れていて、レストラン業界も男性社会。私のレストランも私以外は全員男性なんだけれど、もっと頑張って、女性も輝ける社会にしたい」と笑顔。「だからこのカフェは、私の大きなチャレンジでもあるの」と言われた時は、胸が熱くなりました。

言葉は分からなくても、何かを感じたようで、帰りがけに友人から「ブルックリンって良いね。リアルなニューヨーカーの今の暮らしを感じられた気がする」と笑顔で言われた時は、私も幸せな気分になりました♫

ガラス張りの小さなカフェ、Porteñas。居心地の良い雰囲気が漂っています。 Photo: Yoshinori Hashimoto