こんにちは!

日本だと、人を誘うときは「ご飯でも」が決まり文句で、それが「呑みに行きましょう」でもご飯が伴うけれど、パリだとそこが若干違うような。

パリの外食、それも夕ご飯は高いし、時間が長い。気軽に誘える感じでもない。

初対面の人と会う機会としてはなかなかハードル高なわけで。

まあでも日本でも、初対面なら最初から夕ご飯でなく「ランチをぜひ」「お茶でもしましょう」なんて誘い方もしますね。

で、フランスではそのカジュアルなお誘いがアペロなわけです。

9月に行ったbar à vin。大盛況で、17時半からすでにお客が飲み始めていたほど。まさにアペロのためのお店!

フランス人の夕ご飯がスタートするのは、大体20時半〜21時半くらい。

お昼ご飯も日本とは1時間ずれていて、大概13時〜なんですが、それにしても夕飯が遅め。

皆お腹空かないんかねーと思うのですが、それを埋めるのがアペロ システムと言われています。

18時〜20時くらいは、「ハッピーアワー」と書かれているお店も多く、ビールやシャンパン、グラスワインを楽しみます。お供としてつまむのは、シャルキュトリーやオリーブなど。

典型的な、アペロのおつまみ「シャルキュトリー盛り合わせ」に、さらにチーズものった豪華ヴァージョン。

こんなのを軽くつまみながら、1〜2杯飲むだけ。かつ、早めに切り上げたかったら「そろそろ行かないと……」と帰ることもできる。気楽!

実際私も、初対面の人には大概、「アペロしましょう」と誘われてる気がします。

ただし、フランスのアペロは本当にゆるっとした感じで、正直そこまでお店でつまみをがっつり食べてる人を見たことないんですよね。大概皆、ひたすら飲んでるだけ。

おうちにお呼ばれした際のアペロも、市販のスナック菓子とか、小さくカットされたチーズ(やはり市販)とかオリーブとかそんな感じだったなあ。

だから日本の雑誌などで、「アペロしましょう!」と豪華で手の込んだフィンガーフードの写真が掲載されているのを見ると、「いやいやフランスでそんなもの出してる人いるんかな……」と懐疑的な気分に。

何はともあれ、アペロはカフェよりは親密な感じもあるし、「もしかして意気投合したらその後夕ご飯も食べちゃうかも?!」なんて期待もちょいとあったり、なかったり。人を誘うには、もってこいな言葉なのです(男でも女でも♪)。