今年も残すところ、二ヶ月を切りましたね。今年こそは行きたいと思っていたハドソンバレーの農業教育施設、ストーンバーンズセンター・フォー・フード&アグリカルチャーへ行ってきました。

 

広大な敷地には、畑、レストラン、デリ、ギフトショップがあり、『作る・食べる・納得できる製品を使って生活する』というライフスタイルを垣間見た気がしました。軽く食事をしたいなら、デリでドリンクとデニッシュなどをテイクアウトして、外のテーブルで食べるのがおすすめです。ショップでは、エプロンや食器、レシピ本などの他に採れたての野菜やお肉、生花も販売しています。

納屋の天井には大量のガーリックが吊るされていました。

そして、ここを訪れる最大の目的はファームトゥテーブルを実践するレストラン BLUE HILL at STONE BARNSでの食事。ここで育った季節の野菜やお肉などを使った料理が楽しめます。

こんな景色を見ながら食事ができます。

食のあるべき姿を多方面で実践する草分けとして、サステイナブルな農家として食のプロのみならず、多くの人々を魅了している場所。予約は2カ月前から受け付けていますが、あっという間に埋まってしまうほど人気。マンハッタンにもレストランがあるので、ハドソンバレーまで行くのが難しい方はそちらへ。

新鮮な野菜たち!
ヤギと羊が仲良く寄り添って、草をモリモリ食べていました。

同地は教育・研究機関でもあるため、レクチャーやイベントを開催したり、書籍出版もしています。

ベテラン農業家や教育者たちが、若い農業家へのアドバイスを綴った『Letters to a young farmer』 を読んだのですが、多くの著者が「農業家になってくれてありがとう」といっていることが印象的でした。「自然が相手であるためベテランであっても試行錯誤が必要で、決して楽ではない仕事。私たちは多くの経験から色んなことを知っているから、何かあれば相談してほしい」という言葉もあり、同じ志を持った人たちの絆のようなものを垣間見た気がして、農業家ではない私も心が温まりました。推薦文の通り「読むと農業家になりたくなる本」でした。

 

日々の食事、生活をおろそかにしないように心掛けようと思わせてくれる場所。マンハッタンから車でおよそ1時間、日帰り旅行にいかがでしょうか♩